台湾のF-16が「V型」に近代化される - 小川和久の『NEWSを疑え！』 第438号

特別号

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　■小川和久の『NEWSを疑え！』
　■第438号（2015.10.26）

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【今回の目次】 

◎テクノ・アイ（Techno Eye）
・台湾のF-16が「V型」に近代化される
（静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之）
◎編集後記
・国連PKO、朝日は何を言いたいのか（小川和久）

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◎テクノ・アイ（Techno Eye） 

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・台湾のF-16が「V型」に近代化される

（静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之）

　中華民国（台湾）空軍のF-16戦闘機の近代化改修が、米テキサス州フォートワースのロッキード・マーティン本社工場で行われており、10月16日に1号機が試験飛行を行った。同社はこの改修型をF-16Vと名付けている。

　台湾は1997年から2001年までに米国からF-16A/B戦闘機150機を輸入した（その後6機が事故で失われ、16機は訓練・試験用として米国に配備されている）。これにより、台湾海峡の軍事バランスは約10年間、台湾防衛に有利となった。