岡田斗司夫プレミアムブロマガ 2017/02/22

おはよう! 岡田斗司夫です。

今回は、2017/02/05配信「山田玲司先生に聞く マンガのドラマ化って、なぜ原作レイプになっちゃうの?!」の内容をご紹介します。
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2017/02/05の内容一覧

YOUの話術とNHKの人形劇技術が結集『ねほりんはぽりん』

 じゃあ、今日の一番最初の話は、雑談みたいなものから始めます。
 Facebookのほうでちょっと話したんですけどもね、「今、Eテレがちょっとすごいんじゃねーの?」っていう話ですね。
 皆さんのなかにも見てる人が多いと思うんですけど、『ねほりんぱほりん』ってご存知でしょうか?

 (ボードを見せる)こんな感じで、人形劇みたいな絵面でトークバラエティーやってるんですね。はいはい、やっぱり、知ってる人と知らない人が、かなりいますよね。
 で、これ(ボードの写真)はNHKのサイトから直に拾ってきたやつなんですけど。先週放送した「地下アイドル」というテーマの回の前編ですね。地下アイドルの人が3人出てきて話す、と。
 この番組の作りはどういうものかっていうと、普通の、いわゆる暴露系トーク番組なんですよ。実際にやってることは。顔を出せない人が出てきて、その業界に関する深い事情を話す。それを山里亮太とYOUがグイグイと根掘り葉掘り聴くので、『ねほりんぱほりん』というタイトルなんですよね。
 ただ、それを普通にスタジオで収録してから、全部、人形劇に落とし変えているところが、この番組の面白さなんですね。インタビュー内で出てくる説明シーンとして再現ドラマみたいなパートがあるんですけど、その再現ドラマも全てこんな感じで人形劇で作られています。(ボードを見せる)
 かなり大きいサイズですけど、これ、オタ芸をしている人たちですね。地下アイドルのライブをオタ芸でワーッと盛り上げているシーンを、人形を使ってどうやって撮っているかというと、ブルーバックで人形を持った2人がこうやっていると。それをいくつもいくつも合成して、かなりちゃんと作ったセットのなかで動かしているんですね。
 つまり、民放の普通のトーク暴露バラエティーみたいなものと、手間をかける場所が全然違うんですね。民放のこういうトーク暴露バラエティーというのは「いかに過激な話を引き出すか」っていうのと、情報量っていうのかな? 濃い話、濃い話、エグい話、エグい話でもっていくんですけども、ねほりんの場合の面白さはなにかっていうと、そういう民放的な「ちょっとでも刺激的な話、えぐい話を」ではないんです。
 いや、話自体は本当にスゴイんですよ。例えば、地下アイドルの回では「アイドルなんて誰でもなれます!」って言った子がいたりして。「家族がライブに毎回10人来ますと言えば、中の下ぐらいのレベルの女の子でもアイドルになれます!」って。こういった話が出てくるんです。
 (ボードを見せる)これが、その話が出た時に山里役のモグラの人形がリアクションしているシーンなんですけど。この時に、普通のバラエティだったら、出演者の「え?」っという顔だけなんですけども。
 これを1回、人形劇に翻訳している。全部、音とか絵を撮ったあとで、もう1回人形に演技させているわけですね。だから、山里モグラが「えーっ!?」っと言ったら、ヘルメットの部分がポンと飛び出るアクションとかも入ってるんですよ。
 すごく、見やすくなっているっていうのかな? 悪意みたいなものが隠されているぶん、よりそれらが染み出るような感じで、面白くなっているんですね。
 その地下アイドルの女の子が「このライブに来る10人というのは、家族でも誰でもいい! べつに彼氏でもセフレでもいいんですよ!」って言ったんです。そしたら、思わずそこでYOUがつっこんで「ちょっとすごい言葉が出てきましたね。セフレですか。そういうふうに聞くと、セフレっていう言葉も、柔軟剤みたいでいいよね」って言う(笑)。

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