岡田斗司夫プレミアムブロマガ 2017/03/14

おはよう! 岡田斗司夫です。

今回は、2017/03/05配信「独立国の作り方、教えます ゲスト:キングコング 西野亮廣」の内容をご紹介します。
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2017/03/05の内容一覧

差し入れ炎上問題

西野:この間もTwitterであったんですよ。僕が、「じゃあ、なんだ? もらったものすべて常に持ち歩かなきゃいけないのか?」という話をしたら、2ちゃんねらーかなんか知らないですけど、どこかのバカが「ペットボトルのジュースを1本くらい受け取ってやれよ」って言うんですよ。……いや、お前みたいなやつが10人いたら、それでもう5キロだから! なんでプレゼントをするのはお前1人ってことになってんだ!?って。
 僕は、昔、家が貧しかったんですよ。あんまり裕福な方ではなくて。だから、西野家の中では、食べ物を粗末にするっていうのが一番アウトだったんですよ。それでいうと、昔から、劇場では、生ものの差し入れはすべてそのままゴミ箱に行くんですよ。捨てられちゃう。

岡田:はいはいはい。漫画家のところにファンレターと一緒に来るバレンタインのチョコレートもすべて破棄だもんね。そりゃそうだ。『テニスの王子様』とかを描いてたらトン単位でチョコレートが届くけど、味も見ずに。だって、その中に何が入ってるかわからないから。昔から「自分の生理の血を入れた手作りチョコ作る女」なんていうのが、いくらでもいたから。だから、もう本当に、いわゆるプロの芸能人になったら「手作りのものは、絶対に口に入れるな」って言われるよね。

西野:そりゃそうですよね。それで活動が止まっちゃうわけにはいかないので。
 で、食べ物が捨てられてるのを見て、「こんなことがあっていいのか!?」って思ったんですよ。「僕とあなたとの間の好感度を保つために食べ物を捨てていいのか?」って。僕は食べ物を捨てたくないので、「僕は、いらない人ですよ」と言うことにしてるんです。

岡田:じゃあ、ファンの贈りたい気持ちはどうしたらいいの?

西野:それはもう、我慢してくれ!(笑)

岡田:それって2つあるじゃん。誰かが負担を受け入れなきゃいけないわけじゃん。ファンが負担を受ける方法として、「差し入れは我慢する」。タレントが負担を我慢をする方法として、「受け取って、後で自分で処分する」。この中間案みたいなものは、ないのかと。

西野:今、チラッと「現金は?」ってコメントで流れましたけど、現金はいいと思うんですよ、僕は結構。でも、現金よりも僕が嬉しいのは、自分の本を買って下さって「ここにお金を使っています」っていうことを証明してくださるのが―――。

岡田:領収証をくれるのが一番嬉しい?(笑)

西野:はい。領収証をくれるのが一番嬉しいです! レシートでも何でもいいですよ。「これ、買いましたよ」っていう。それが一番嬉しいですわ。

岡田:でも、それは「奉仕」にならない。ファンの人が思う「この人のためになにかしてあげたい!」にならないじゃん。僕らも子供の頃には、そういう気持ちがあったじゃん。『ちびまる子ちゃん』の中に「山口百恵の引退コンサートに行ったときにカニ缶を差し入れた」っていうエピソードがあって、ああいう気持ちが最も原初な感情だと思うんだけど。そういう“原初のファンの衝動”をどうするのか。
 きちんと応えるという方法もあるけど、その場合、全部ウソになるじゃん。つまり、躾のいいジャニーズの子らと同じだね。「ニコニコ笑って受け取って、後で辛い顔しながら捨てていく」っていうことになるじゃん。

西野:それが嫌なんですよね。捨てるのが、もう、とにかく人から貰ったものを捨てるっていうのが、一番嫌なんですよ。

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