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岡田斗司夫プレミアムブロマガ「士郎正宗の原作版『攻殻機動隊』はいったい何がすごいのか?」

2017-04-26 07:00

    岡田斗司夫プレミアムブロマガ 2017/04/26

    おはよう! 岡田斗司夫です。

    今回は、2017/04/09配信「『攻殻機動隊』士郎正宗原作版、押井守アニメ版、ハリウッド実写版は何が違うのか?」の内容をご紹介します。
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    2017/04/09の内容一覧

    「人間らしさ」を「ゴースト」として描いた士郎正宗の原作版『攻殻機動隊』

     攻殻機動隊とは、このケストラーの仮説を前提にした上で、士郎正宗が、これから来たるであろうネットやサイバー科学の時代を舞台にして作り上げたSFです。人間がアンドロイドを作ったり、「義体」と呼ばれる身体能力をブーストさせるような部品を作る。さらには、機械のパーツだけで人間を作ったとしても、「人間らしさ」という捉え所のないもの、科学では定義できないもの、決して再現できないものっていうのを、「ゴースト」として描いてみせたのが、士郎正宗のマンガなんですね。
     だから、このマンガの中には、「ゴースト・ダビング」という概念が出てきます。
     ロボットを作ったんだけども、どうしてもそのロボットが、人間っぽく動いてくれない。なんとなくロボットくさい。劇中では「白い血が流れているようだ」というふうに登場人物が言うんですけども。
     ロボットの血というのは、劇中では赤色ではなく白いんですね。ここら辺は、たぶん『エイリアン』という映画の中に出てくるアンドロイドからの引用だと思うんですけど、白い血が流れています。
     どんなに精巧に作ったつもりでも、ロボットというのは、なんとなく動きがぎこちなく、セリフも自然ではなくて、血が通っていない感じがする。このマンガの中に出てくる「阪華精機」という機械メーカー……これはハリウッド版の『ゴースト・イン・ザ・シェル』の悪役企業としても登場するところなんですが、その阪華精機が、より人間の魅力を持ったロボットをつくるためにやったことが、ゴーストダビングなんですね。
     生きている人間からゴーストをダビングしてロボットに移植する。するとダビングされた人間の方は死んでしまうという現象を描いています。これも生命の本質、ゴーストというのがなんなのかと士郎正宗が描いたエピソードの1つなんですけど。
     『攻殻機動隊』は、第3次第4次の世界大戦を経た後の2029年の日本で、神戸あたりの都市を舞台にしたマンガです。
     主人公は悪と戦う元軍人の「草薙素子」という強い女の人です。強いんですけども、一応、彼氏と同棲していて、人間っぽい部分もすごくあるんですよね。でも、アニメ版の攻殻機動隊しか知らない人っていうのは、彼女の人間っぽさというのをまったく知らない。士郎正宗のマンガの中で描かれている「冗談が好きで、美味しい食べ物が好きで、友達と飲みに行ったりもするし、恋バナもしたりするし、デートもするし同棲している、彼氏と出かけるときにはキスもする」というような、キャラクターがまったく知らないという。今、「えー?」というコメントが出たくらい(笑)。
     そうなんですよ。士郎正宗は『攻殻機動隊』の世界というのを、ちゃんと「普通の人間の世界」として描いているんですね。シリーズの中で、「バトー」という、目にレンズのついたキャラクターが出てきますよね。アニメ版しか知らない人は、彼についても「常に何かに耐えていて、気が荒くて乱暴なんだけども、わりと真面目でいい人」みたいに理解しているんですけども。でも、マンガの中に出てくるバトーは、「年柄年中、愚痴を垂れて、酒を飲みに行きたがってて、ロボット相手に悪ふざけをしたり、後輩のために涙を流したりするし、最初の頃は荒牧課長が大嫌いだったものだから、部長の車に爆薬を仕掛けて後で怒られたり」みたいな、ちょっと間抜けなキャラだったりするんです。マンガ版には、そういうキャラクターの魅力っていうのが詰まっているんですね。
     僕はアニメ版の『攻殻機動隊S.A.C』とか、押井さんの『ゴースト・イン・ザ・シェル』にすごい冷たい態度なんですよ。それはなぜかというと、「士郎正宗の原作の中にあったキャラクターの魅力が丸々抜けているから」なんです。

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