岡田斗司夫プレミアムブロマガ 2017/10/16
おはよう! 岡田斗司夫です。
今回は、2017/10/08配信「『ブレイキング・バッド』聖地巡礼と、お便りスペシャル」の内容をご紹介します。
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2017/10/08の内容一覧
- 前説
- 『おそ松さん』良かったよ
- CGの進歩に驚嘆!『宝石の国』
- 素材感の表現が素晴らしい『シルバニアファミリー』のアニメ
- 麻薬的に面白いデスゲーム物『約束のネバーランド』
- 岡田斗司夫のアルバカーキ旅行記「ジョンソン宇宙センター」
- アポロ13号の炭酸ガスフィルター
- ミッションコントロールのトレンチ
- 捨てられないTシャツ「国立原子力博物館」
- Q「ロボットの幽霊っていると思いますか?」
- Q「できちゃった結婚に嫌悪を感じます」
- Q「スマホゲーム開発で行き詰まってます」
- 「ブレイキング・バッド』聖地巡礼行ってきました
- 一番感動したのは本当の「荒野」
- ニューメキシコでNo. 1のコミックショップ
- ホワイトサンズ実験場
- Q「好きな人があと1ヶ月でいなくなる」
- Q「結婚のメリット・デメリット」
- Q「恋愛競争力を高めるためには」
『ブレイキング・バッド』聖地巡礼行ってきました
アルバカーキに行ってきたんですよ。今だったらNetflixで見れるドラマ、『ブレキング・バッド』の、いわゆる聖地巡礼っていうやつで。ロケ地を見たくて行ってきました。
一応、こんな感じで、ドラマ本編のシーンを一枚一枚、絵葉書サイズでプリントアウトして、「これと同じ場所はないか?」と探すということをやってきたんだ。
もうね、大変は大変。さっき「運転免許がいるかな?」って思ったのは、これをするためには、免許を取って自分で車を転がした方が絶対に効率がいいからなんだよ。今回は「ブレイキング・バッドツアー」というのに参加したり、あとは市内バスとかを利用して行ったんだけど。
まず、これね。主人公ウォルター・ホワイトの家を探してきました! ……もうね、単に「探してきた」っていうだけの話なんだけども(笑)。
これね、撮影用に組まれたセットじゃなくて、本当にただの個人の家なんだ。オリジナルのドラマのシーンでは、もう少しクローズアップしてるんだけど、個人の家だから、周りに警報システムとかもあるので、あんまり近づいて撮れなくて。道の向こう側から撮ったから、ちょっとロングの画角になってますけど。
(中略)
ただね、こういうロケ地めぐりで、今回、一番感動したのは、荒野に行った時なんだよね。
アルバカーキから、西に車で1時間くらい行ったところに「インディアン居留区」っていうのがあるんだ。昔、白人たちに追い立てられたインディアンたちが、「白人の町からはうーんと離れたここに住め!」って言われて押し込められた場所で、いまだにネイティブアメリカンの子孫が住んでいる家が、ポツンポツンとある場所なんだけども。
本当に、何もない場所なの。州の間を走る「インターステイト・ハイウェイ」から降りて、州道をガーッと走って。この州道は、両側で2車線、片側1車線しかないような、すごいポンコツな道なんだけど。そこをガーッと行って、その後、さらに折れて、もう本当に道とは呼べないような、何週間か前に走った車のタイヤの跡がなんとか残っているくらいの道を、さらに2、30分行くと、やっとあるような場所なんだ。
でも、ここを探してたんだよね。
(写真を見せる)
これね、第1話からしょっちゅう出てくる、主人公のウォルターたちが、「メス」ってこのドラマの中では言ってるんだけど、メタンフェタミンを精製するために行ってる場所なんだよ。
すごい風景でしょ? 後ろの岩とかがさ、まるで火星みたいで。この写真は、ラストシーズンの最終回あたりで最後の戦いをやっているシーンなんだけどさ。ここと同じ場所を見つけたくて行ったらさ、あったよ、やっぱり。
(パネルを見せる。まったく同じ風景)
この、ドラマの中でウォルターが隠れている岩を見つけた時、俺、めちゃくちゃテンション上がったよ!(笑) 「ここだ! ウォルターが隠れていた岩だっ!」って思って。
もうね、すごい足場が悪い場所だし、ブレイキング・バッドのツアーって言っても、『ブレイキング・バッド』自体、5年くらい前にい終ったドラマだから、本当に参加者が少ないんだよ。こんな荒れ地に行くヤツなんて、僕の他に、あと1人しかいなくて。もう、日本人の俺だけが、この写真を手に持って、「これと同じ角度で、あの岩山が見える位置!」っていうふうにどんどん降りて行ったんだ。
途中には、水が枯れ果てた小川があって。その小川が、もう、一昨日まで雨が降ってたから、地面がぬかるんでたんだけど、そこをガーッと降りて行って。普段の俺は、全然アクティブじゃないし、自宅の2階と1階を上がり降りするのも嫌うような人間なのに(笑)。
ガーッと降りて、もう一度、坂を上って、岩の上に登って、「ここだっ!」って特定して写真を撮った時は、めっちゃ嬉しかった!
(中略)
この荒野に行った時は、もう本当にね、すっごいテンションが上がって。ツアーでは、その後でキャンディショップに連れて行かれたんだよ。
「『ブレイキング・バッド』には、そんな場所出てこないのに、なんでキャンディショップなんだろう?」って思ったら、ブレイキング・バッドの主人公たちが作るメタンフェタミンは、「ブルーメス」って言われてるんだけど、青い色をしているんだ。純度が高いから青い色なんだけど。で、アルバカーキに本当にある、お菓子屋さんで作っているキャンディも、偶然、青い色をしてたんだよね。これを見つけたスタッフが、「これは便利だ」ということで、これを大量に買い込んで、撮影中に小道具として使ってたんだ。
(続きはアーカイブサイトでご覧ください)
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