岡田斗司夫プレミアムブロマガ 2018/02/06

おはよう! 岡田斗司夫です。

今回は、2015/11/22配信「もてる会話術とおたくな休日のひとり遊び」の内容をご紹介します。
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2015/11/22の内容一覧

質疑/恋愛と稼ぎのない男

「自分の稼ぎで嫁と子どもを養っていけない男が恋愛をするのは、間違っていることではないでしょうか。自分が楽しむためだけの関係は相手に悪い気がして、どうしても消極的になってしまいます」

 僕、最初ちらっと見たときは浮気の話かなと思ったけど、そういう意味ではないなんだよね。
 つまり、嫁と子どもを養えないような稼ぎの男は恋愛する資格がないって言ってるんだ。
 それはつまり、中学生とか高校生とか大学生の時には恋愛する資格がないって言ってるようなものなんだけども、あのさ、これを成立させるには、女でこれを考えるといいと思うよ。
 つまり、「何々をできない女は恋愛をするのは間違っていることではないでしょうか」っていうふうに、男女逆転した場合、ここに入るのは何かっていうことになるんだ。
 そうすると、この人の考え方でいうと、自分の稼ぎで嫁と子どもを養っていけない男は恋愛する資格がないとすると、おそらく、家事ができない女、夫に尽くせない女、母になれないような女が恋愛することは間違っていることではないでしょうかというふうになる。
 対照的に考えるとね。
 自分が楽しむだけの関係は相手に悪い気がして、どうしても消極的になってしまいますって言うんですけども、男女逆転させると、ちょっと異常さが見えてくるよね。男の部分だけで考えると、そういう真面目な人なんだなって見えるけども、これを女性のほうに当てはめてみると、おいおいちょっと変だなっていうのが見えてくる。

 こういう場合ね、僕、前半と後半で質問の意味っていうのを考えるんだ。
 これ、いつも非モテオフ会とかで僕が話を聞くときに、その人が言ってることのどの部分に本音が隠れているのかなって。「どうしても消極的になってしまいます」が、じつはこの人の場合、先にあるんだよ。つまり、どうしても消極的になってしまう、恋愛に関して私は消極的にどうしてもなってしまいます。それには、私は消極的だが、それ以外の理由が何か欲しいのでこういう理屈をでっち上げました、どうでしょうか? ありですか? っていう意味なんだ、この質問は。

 なので、私は恋愛に消極的です、で、とどめておけばよかったんだよ。
 ところが、こんな自分の稼ぎで云々かんぬんというふうに無理やりな理屈付けしてしまうから、周りにいる稼ぎに中途半端な男とかを含めて敵を山ほど作って、凹む人間とか傷つく人間を山ほど作りながら、蟻地獄のようにみんなでダークなところへ嵌っていくっていうふうになるんだよね。
 なので、質問に見えて、これは「そんなことをやってるやつらは許せない」という、呪詛の文句なので、質問自体にそこまで悪意はないと思うから、恋愛に関して自分が消極的だとか、モテないという意識があるからといってこの発想をしても、たぶん自分を含めて誰も幸せにならないので、消極的だ、でいいじゃん。
 消極的なんだけども、彼女欲しいっていう場合は僕のオフ会に来てくれればいいし、もし本当にそう思うんだったらば、稼ぎがないとダメだって思うんだったらば、自分がまず稼いで、俺は稼いでるんだから堂々と恋愛するぞ、でいいだけの話だよね。

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