岡田斗司夫プレミアムブロマガ 2018/09/01
おはよう! 岡田斗司夫です。
今回は、2014/10/19配信「『妖怪ウォッチ』解説、『 アオイホノオ』、電脳救助隊 全部乗せ」の内容をご紹介します。
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2014/10/19の内容一覧
- サバティカルなニューヨーク旅行とポストモダン建築
- お土産と『ティファニーで朝食を』
- 「策士」島本和彦との対談
- 『妖怪ウォッチ』の感想と普通におもしろい『寄生獣』
- 君も電脳救助隊に参加しないか
- 質疑/恥かかずに上手くなる方法はない/浮気症は治る?
- 質疑/ゼネプロってどうなった? /負け組になる恐怖から助けて
- 質疑/これからアニメーターはどうなっていく?
- 画質上げすぎて配信トラブル
- 「リア充野郎」マクガイヤーリュウタロウの情けない人生
- 質疑/アニメ予想『テラフォーマーズ』『俺、ツインテールになります』
- 質疑/親が統一教会なんだけど/アメリカでエボラは?
- 次回告知
質疑/恥かかずに上手くなる方法はない/浮気症は治る?
「日本の社会での恥のイメージはけっこう高そう。特に高年齢」(コメント)
なんか恥かくのいやっていうの、わかるなぁ、でもなぁ、でもなぁ。
武道でもスポーツでもそうなんだけども、基本的に恥かかずに上手くなる方法ってないんだよね。
戦闘思考力っていう考え方、これをなぜ「戦闘」というのかっていうと、基本的に人と話して相手を倒すという意味じゃないんだ。
武道っていうのは技の掛け合いのところもあるし、空気をみるっていうのもあるじゃん、
誰かと話す時に頭の回転を、戦闘思考力でハイギアにあげると、ローギアに落とすというのがあるんだけど、ハイギアにあげたり落としたりしないと、その人が言っていることに共感するローギアと、その人が言おうすることを先に飲み込んで先に考えるハイギアというのを使いこなせないとなかなかね、他人の問題というのが理解できないし、あと考えて提案するって言っても、上っ面の「こうすればいいだけだよ」という、すごいドライな答えになっちゃうだよね。
だから、恥かいて自分が推理して「あなたの問題、こうでしょ。だからこうでしょ」っていうのが全然違うっていうことを何回か繰り返すと、自分がそういう時に言われるときのダメージ、こういうのを僕は「受け身」って呼んでいるんだけど、受け身も上手くなってくるし、相手に届く言葉だよね、それのリーチ、どれくらい相手の心に深く送りこめるかっていうリーチも伸びるし、破壊力も大きくなる。
それで相手を傷つけずに、その問題の中心をこう破壊するような形でもっていければ、人間って凝り固まった、いろんな悩みと思っていることって、でもこう、でもこうって複合的で、結び目がぎゅっとなってるみたいなもんだよね。
個々の問題自体は糸みたいに細いんだけど、それがからまっちゃって結び目になっちゃってほどけない、いわゆるゴルディアスの結び目状態になってる。
こういうこんがらがっちゃってる概念のことをコンプレックスっていうふうに言うんだけども、このコンプレックスというのの解消は一種のショック療法で、意外なところからの言葉っていうのをぽんって置いていくしかないと思うので、戦闘思考力も、みなさん、鍛えてください。
(続きはアーカイブサイトでご覧ください)
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