• このエントリーをはてなブックマークに追加
岡田斗司夫プレミアムブロマガ「関ジャニ∞の村上くんと、『ユーチューバーが消滅する未来』をどう生き抜くか話してきました」
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

岡田斗司夫プレミアムブロマガ「関ジャニ∞の村上くんと、『ユーチューバーが消滅する未来』をどう生き抜くか話してきました」

2019-02-26 07:00

    岡田斗司夫プレミアムブロマガ 2019/02/26

    おはよう! 岡田斗司夫です。

    今回は、2019/02/03配信「関ジャニ∞の村上君と話した『ユーチューバーが消滅する未来』の補足と、『スターウォーズ』のこれじゃない感」の内容をご紹介します。
    岡田斗司夫アーカイブチャンネルの会員は、限定放送を含むニコ生ゼミの動画およびテキスト、Webコラムやインタビュー記事、過去のイベント動画などのコンテンツをアーカイブサイトで自由にご覧いただけます。
    サイトにアクセスするためのパスワードは、メール末尾に記載しています(2018年12月1日より新サイトに移行しURLが変更されました。これに伴い、ログイン画面も変更されています。詳しくはメール末尾の注意事項をご覧ください)
    (※ご注意:アーカイブサイトにアクセスするためには、この「メルマガ専用 岡田斗司夫アーカイブ」、「岡田斗司夫 独演・講義チャンネル」、DMMオンラインサロン「岡田斗司夫ゼミ室」のいずれかの会員である必要があります。チャンネルに入会せずに過去のメルマガを単品購入されてもアーカイブサイトはご利用いただけませんのでご注意ください)

    2019/02/03の内容一覧


    『ユーチューバーが消滅する未来』をどう生き抜くか

     今週、関ジャニの村上くんのラジオに呼ばれて、僕が書いた『ユーチューバーが消滅する未来』という本の話をしてきました。昨日、それがオンエアされたそうなんですけど。

     基本は、この去年の年末に出た『ユーチューバーが消滅する未来』について、色々と聞かれたから、それに答えて来たんですけど。
     こういう本を出すと、誰もが「これからはどうなるんですか?」とか、「自分なりの最善手」というような、「何をすれば一番効率がいいのか?」ということを聞こうとするんですよ。
     例えば「どの業種が危ないんですか?」とか、「これからはどの業種が伸びるんですか?」と。
     でも、あんまり、これを考えても無意味なんですよね。

     1955年に「企業の平均寿命は75年」と言われていたのが、2000年代くらいに入ると「15年くらい」と言われるようになった。つまり、もう企業の寿命というのは、かつての5分の1くらいに縮んじゃやった。現在は「10年くらい」と言う人すらいるんですけど。
     だから、「どこか就職すること」は、もはや安全でもなんでもないんですよ。
     昔の大企業に入ってもダメで、今、流行りのIT企業も、もう10年持つかどうかわからないわけなので(笑)。
     こういう状況の中では「どこが安全か?」という話は役に立たないんです。

     これを説明するために、僕はいつも「タイタニック号」の例えを出すんですけど。
     みんなは今、大型船タイタニック号に乗っている。まあ「現代の産業」という名のタイタニック号に乗っていると。
     これがもう、状況が危なくなって、沈みつつある時、みんな、その中で一番大型のボートを探そうとするんですね。脱出ボートの中で、一番大きくて安全そうなものに乗ろうとする。これが普通の人の考え方なんだけども「それはどうだろう?」と。
     こういったタイタニック号、今の普通の会社とか、普通の産業がどんどん沈んでいくのは、「タイタニック号が氷山に当たったから」ではなくて、「海が硫酸に変わっちゃったから」なんです。
     この広い海が、塩水じゃなくて「濃硫酸」に変わっちゃったから、船の底が溶けてどんどん沈んで行く。だから、他の船に乗っても安全ということはない。大型の脱出ボートに乗ろうと、その船が同じ様に鉄で出来ている限りは、やっぱり沈んじゃうからですね。

     「そうじゃないだろう?」と。「そうじゃなくて、形は小さくても、ポリエチレンのバケツとかを組み合わせてゴムボートを作っているやつを手伝った方がいいよ」と。
     つまり大きな会社というのは、丈夫な船を作ろうとしてどうしても鉄で作っちゃうから、硫酸の海で溶けやすい。そうじゃなくて硫酸では溶けないポリエチレンのイカダみたいなものの方が、まだ生存確率が高いんです。
     さらに、その濃硫酸の海の向こうにあるのは、「180度のサラダ油」かもしれない。
     変な喩えですけど、グツグツの天ぷら油みたいな海がその先に見えていたとしたら、もうそこはポリバケツのイカダでもダメですよね? ポリバケツは溶けちゃいますから。
     その場合は、案外、ダンボールとか紙を重ねて貼っていった方が、180度の天ぷら油の海では生き残れる確率が上がる。

     こういうふうに「なぜ、この船が沈むのか? それはどういう状況なのか? 次はどういうふうになっていくのか?」が見えてるか見えてないかで、生存確率は全然違うんです。
     そして、船が沈みかけているとうことの原因を知り、その先の海の状態を見通す能力。この見通す能力があるかないか、この格差のことを、この本では「未来格差」と呼んでいます。

    (続きはアーカイブサイトでご覧ください)

    アーカイブサイトへのアクセス方法

    限定放送を含むニコ生ゼミの動画およびテキスト、Webコラムやインタビュー記事、過去のイベント動画など、岡田斗司夫のコンテンツを下記のアーカイブサイトからご覧いただけます。

     
    この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
    ニコニコポイントで購入

    続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

    入会して購読

    この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

    次回配信予定
    • 2024/05/11
      岡田斗司夫プレミアムブロマガ「パスワードのお知らせ」
    • 2024/05/12
      岡田斗司夫プレミアムブロマガ「パスワードのお知らせ」
    • 2024/05/13
      岡田斗司夫プレミアムブロマガ「パスワードのお知らせ」
    • 2024/05/14
      岡田斗司夫プレミアムブロマガ「パスワードのお知らせ」