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岡田斗司夫プレミアムブロマガ「NHK朝の連続ドラマ『なつぞら』、アニメ制作現場の緻密な描写がすごい!」
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岡田斗司夫プレミアムブロマガ「NHK朝の連続ドラマ『なつぞら』、アニメ制作現場の緻密な描写がすごい!」

2019-05-25 07:00

    岡田斗司夫プレミアムブロマガ 2019/05/25

    おはよう! 岡田斗司夫です。

    今回は、2019/05/12配信「【特集】『世にも奇妙な人体実験の歴史』」の内容をご紹介します。
    岡田斗司夫ゼミ・プレミアムでは、毎週火曜は夜8時から「アニメ・マンガ夜話」生放送+講義動画を配信します。毎週日曜は夜8時から「岡田斗司夫ゼミ」を生放送。ゼミ後の放課後雑談は「岡田斗司夫ゼミ・プレミアム」のみの配信になります。またプレミアム会員は、限定放送を含むニコ生ゼミの動画およびテキスト、Webコラムやインタビュー記事、過去のイベント動画などのコンテンツをアーカイブサイトで自由にご覧いただけます。
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    (※ご注意:アーカイブサイトにアクセスするためには、この「岡田斗司夫ゼミ・プレミアム」、「岡田斗司夫の個人教授」、DMMオンラインサロン「岡田斗司夫ゼミ室」のいずれかの会員である必要があります。チャンネルに入会せずに過去のメルマガを単品購入されてもアーカイブサイトはご利用いただけませんのでご注意ください)

    2019/05/12の内容一覧


    朝の連続ドラマ『なつぞら』を語る「なつよ、雪原に愛を叫べ」

     今週から、NHK朝の連続ドラマ『なつぞら』を語るというコーナーを始めようと思うんですけども。

     今週は「なつよ、雪原に愛を叫べ」というエピソードでした。
     先々週までのポイントは、じいちゃんとのズレというところだったんだよね。
     『なつぞら』というのは、昭和30年くらいの十勝の話なんだけど、泰樹という主人公なつのじいさんは酪農をやってるんだよね。そこで、農協への参会を頼まれるんだけど、それを拒否する、と。
     「自分で作った牛のミルクは、自分自身でメーカーに売る! 他人の言うことは聞かないし、群れたりもしない!」と言ってたんだ。そんなふうに、農協に入る他の農家と対立してたんだけど。
     この泰樹じいちゃんというのは、酪農をゼロから始めた十勝の開拓世代の人。だから「他の農家と一緒に群れる必要はない」と言うんだけど。
     ……いや、これ、今、話さなきゃいけないから話しているだけで、アニメの話だからね? 俺が話そうとしてるのは。

     しかし、この泰樹じいちゃんは「隣に住んでいる貧しい農家の天陽くんという家の牛乳が、メーカーから買い叩かれている」ということを知って、ショックを受ける。
     このエピソード、どこに繋がるのかというと、おそらく、後の「手塚治虫がアニメ『鉄腕アトム』を始める」という話に繋がるんだよね。
     手塚治虫というのは、自分で絵も描けるし、アニメも描けるし、他人より寝ないで働ける。これは「手塚治虫だから出来ること」なんだよ。ところが、そういった手塚治虫だからできることを、ついつい周りにも要求しちゃうんだよね。
     手塚治虫だから、直にテレビ局の偉い人とも交渉できてしまうし、アニメを作ってくれと言われた時にも、そんな自分が作れるだけの条件で受けてしまうんだよね。
     他のアニメーション製作スタジオでは「そんな条件で作っていては絶対に会社が経営できない」というところを、手塚治虫というのは「ああ、儲からないどころか逆に損をするけど、他所でマンガを描いてそっちで儲ければいいから、その条件でいいや」と思って受けてしまう。
     その結果、「これからはテレビ向けにアニメを真面目に作ろうか」と考えていたアニメスタジオにとっては、すごく迷惑な困った存在だった。
     ところが、この時に手塚治虫が無理矢理にでも始めてくれなかったら、『鉄腕アトム』という日本初のテレビアニメの公開も、かなり遅れたんじゃないか、というか、始まらなかったんじゃないかと思うんだけど。

     手塚治虫というのは、お金をダンピングしてまで、テレビアニメの『鉄腕アトム』を始めてしまうわけだよね。
     これは、「自分はメーカーの望む価格で納入することが出来るから、農協とかで群れたりはしない! 他の農家と一緒にしてもらっては困る!」という、自分が何でも出来るもんだから、そういうことをワンマンで決めてしまう、なつのじいちゃんの像と上手く重なるように作ってるんだよね。
     この話が、また、後々に繋がってくるんだけど。

     さて、ついに先週、なつは上京して、アニメの会社に見学に行き、アニメーターとしての才能を試す試験を受けるんだけど。
     その試験というのが「この2枚の間に絵を入れて薪割りの動きを完成させろ」というものなんだよね。「人を動かしてみろ」というやつ。
    (パネルを見せる)

     まあまあ、これって、よく大塚康生さん系のアニメーターがやっていた、アニメスタジオの中での試験で、この他にも、この時代のアニメーター志望の人たちは「壁や塀を乗り越える絵を描け」とか、「重い石を持ち上げる絵を描け」というふうに言われたそうなんだけど。

     この時、主人公のなつが描いた絵を見せられる下山くんという登場人物が出てきます。
    (パネルを見せる)

     この下山くん、なつが描いた絵を見せられて「ああ、いいじゃないですか。重力を感じますね」って言うんだけど。
     下山くん、ベレー帽を被ってるよね? この「普段からベレー帽を被っていて、ちょうどこの時期に新入社員になった」という背景を持っている実在の人物として、大塚康生さんというアニメーターがいます。
    (パネルを見せる)

     画面左が宮崎駿。画面右が大塚康生なんですけど、ちゃんとベレー帽を被ってるよね? この人が下山くんのモデルになっている人です。
     『なつぞら』の中で、下山くんは「元警官」という設定なんだけど。大塚康生さんも「元麻薬取締官」という異色の経歴を持っていて、ベレー帽がトレードマークなんです。

     さて、そんな下山くんの言った「重力を感じる」というのは、どういう意味かというと。なつが描いたアニメはこうなってるんだ。
    (パネルを見せる)

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