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株式相場にはリスクオフとリスクテイクが相互に繰り広げられる局面が見られます。
北朝鮮からグアムへの4発のミサイル発射計画が表明されたことから市場では再び緊張感が高まり、お盆休みで市場参加者が少なくなったこともあって市場は調整ムードが継続。日経平均19500円台への調整が見られます。
まさにリスクオフの局面が見られますが、こうした投資家の行動は致し方ないところです。
ミサイル発射がまだ現実になっていないため経済への影響はまだ限定的ながら心理的に影響を受けやすくなっており、今後も核実験の実施などによって絶えず緊張感が続く可能性もあって前向きな市場参加者が減っていくことが危惧されます。
ただ、こうした局面でのリスクテイクはリスクが大きいと見られる一方で成果を生む可能性も考えられます。
既に日本は米国とともに暗黙の戦時体制に入っています。戦時体制下の株式相場を経験したことのある投資家は皆無なのかも知れませんが、初めての経験だけに今後の対応が難しいことは想像に難くありません。
平和の下での株式相場と戦時下では相場つきは違ったものになるのかも知れません。
防衛関連銘柄が再び異常人気を集めていますが、こうした物色人気が3-4月と同様に杞憂に終わることを祈って止みません。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)