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 本日は特別に、最新号(本日配信)の有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」のコラムの一部を掲載いたします。

 自立した投資家、石川臨太郎の最新コンテンツをお楽しみ下さい。


=コラム「どの企業にどのタイミングで投資するか考える毎日」=
 (有料メルマガ第445回・2017/8/15配信号)


【前略】


― 3月・6月・9月・12月本決算の企業の決算短信の発表が続いています。
  決算発表を待ち、その後の株価の動きをしばらく確認してから投資すべき
  だと考えて努力しています。ただ決算発表直後にストップ高した企業の株
  価が続伸するのを追いかけると、高値づかみの可能性も高いです。そこで
  考えたのは業績が良いのに通期の業績を上方修正しなかったので、わずか
  しか株価が上昇しなかった企業や、株価が下落した企業の中から、第2四
  半期以降に大きく業績上方修正を行う可能性の高い企業から投資対象を見
  つけ出すことです。 ―


 投資している企業の株価がストップ高をつけると、本当にうれしいものです。

 私の場合は投資している企業がストップ高をつけるものうれしいですが、このメルマガで研究銘柄にしたり、コラムで研究銘柄候補にした企業の株がストップ高をつけることも本当にうれしいことです。


 この原稿を書いている8月10日にも、2月21日の研究銘柄であるニチリンがストップ高をつけ3000円を超えて10年来の高値を更新してきました。

 ニチリンの10年間の株価のチャートです。
http://www.nikkei.com/nkd/company/chart/?type=10year&scode=5184&ba=1&n_cid=DSMMAA13

 ニチリンは業績が良いのになかなか株価が上がらない企業なので、決算短信を確認してからもう一度研究銘柄に取り上げようと考えていました。でも、もし事前に研究銘柄にしていても決算を確認してから投資判断をするべきだということでを書くつもりだったので、その方針でタイミングを見ていると、今回のストップ高を取ることはできないし、この後でニチリンに投資すると、従来からの傾向で高値掴みさせられる可能性も大きいです。

 ニチリンがストップ高した要因は、通期の業績予想を上方修正したうえに、増配を発表するという、最近の株価上昇の黄金パターンの決算発表だったからだと考えています。

【中略】

 ニチリンの場合はPERが低い上に、増配まで発表したのですから、まさに株価上昇の黄金パターンに当てはまりストップ高になったと思います。

ニチリンの2017年12月期の第2四半期の決算短信です。
http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr/tdnetg3/20170809/amk1jg/140120170804448428.pdf

ニチリンの業績上方修正と増配のIRです。
http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr/tdnetg3/20170809/amuug4/140120170809452452.pdf


 A社は通期業績予想を据え置いたので、ストップ高しないで下げていくなら、次の第2四半期の決算で業績上方修正をしたらPERやPBRはニチリン並みになるので、ストップ高をつけてくれる可能性があると考えたことも、本日の研究銘柄にした理由です。


【後略】


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


★有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」を週1回配信しています。石川臨太郎が特定銘柄を挙げて詳細研究する「銘柄研究」が好評です。ご興味がある方はぜひ一度ご購読下さい。


【株式分割と増配を発表!M&Aで業容拡大続けるハイテク産業に不可欠な低PER低PBRの企業を研究!!】


 本日配信の有料メルマガでは、ハイテク主要産業で必要不可欠な商材を扱い、グローバル展開を続けるほか、M&Aや事業投資で業容拡大を続け、低PER低PBRで株式分割と増配を発表した企業を、研究銘柄として掲載しています。

 また、コラムでは、「決算発表後にストップ高を付ける企業も多く、また乱高下する企業の株も多いです。この決算で、こんなに株価が下げるのは不思議だと感じる企業の株もいくつもあります。その中で、どのような企業に、どのタイミングで投資を行っていくかの作戦を考える毎日が続きます。」と題し、先週コラムで開示した仮説の検証を進めながら、効果的な投資戦術の方策を考えています。


 さらに、ストップ高をつけた業績に期待できるコラム銘柄に関し、再度分析をしているほか、注目する銘柄を
1)決算発表後に株価が乱高下している5銘柄
2)決算短信発表後株価が下げた3銘柄
3)8月10日大引け後の決算発表で株価がどう動くか確認できていない2銘柄
と分類、チェックしています。

 金曜日までにご購読の方へは、もれなく最新号を差し上げます。

 ぜひご購読下さい。


【2016研究銘柄パフォーマンストップ3】

 1月12日~11月22日配信分 全45銘柄 12月16日現在

 1位 エージーピー(9377)+233.33% 3月29日配信
 2位 エージーピー(9377)+213.68% 8月9日配信※
 3位 東京ラヂエーター製造(7235) +117.09% 7月5日配信

 ※この銘柄は2回配信しました。

 パフォーマンス分布
 +100%以上   3銘柄
 +50%~100% 2銘柄
 +25%~50% 14銘柄
 +10%~25% 15銘柄
    0~10%  8銘柄
 0%以下      3銘柄

 42勝3敗となりました。なお、配当・優待は加算しておりません。


有料メルマガは週1回・火曜日配信です。
詳細は http://www.iforum.jp/magazine.htm をご参照下さい。

過去サンプル(研究銘柄)
 銘柄研究 ニチリン(5184)
 銘柄研究 帝国電機製作所(6333)


過去サンプル(コラム)
 増益修正や増配発表企業の株価が下落するのはチャンス(2017/02/28)
 安心できる企業の株でポートフォリオの再構築したい(2017/01/10)
 割安企業を選んで分散投資を行えばリバウンド相場で大きく稼げる(2016/12/27)
 現代の錬金術である株式投資を使って、老後の生活を少しでも豊かにしようとするための心得(2012/11/06)

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