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今週(8月21~25日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で17円銭下落し(率にして0.09%の下落)、1万9452円61銭で取引を終えました。6週連続の下落です。6週連続の下落は3年7カ月ぶりとなります。
週初から北朝鮮情勢を巡る地政学リスクやトランプ政権の混迷が意識され、22日(火)まで、日経平均株価は5日続落しました。23日に小幅反発しましたが、その後は隔日で一進一退となり、週間では小幅な下落となりました。
24日から始まったカンザスシティ連銀主催の経済シンポジウム(米ワイオミング州ジャクソンホール。26日まで)でのイエレン米連邦準備理事会(FRB)の講演を控え、売買を見送る動きも見られました。
ただ、利上げを急ぐような発言は出てこないとの見方が大勢となりつつあるようです。
米国の金融正常化が緩やかなペースとなり、米国の景気拡大が持続するなか、株価の上昇も続くとの見方が来週以降、徐々に広がるものと予想します。
(水島寒月)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)