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高配当利回りバリュー銘柄で個人年金づくり
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高配当利回りバリュー銘柄で個人年金づくり

2018-05-30 01:09
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     65歳から年金生活に入る方にとっていくらの年金を受け取れるのかを考えて頂くと年金の格差が生じている点が大いに問題となります。
     大企業のサラリーマンを定年まで勤めて退職された場合はとても高い年金がもらえることになりますが、国民年金の掛け金では限られた年金しか受け取れません。とても不平等な年金制度の一端ではありますが、そもそも国に頼れないので国民は自営の手段として自らが貯蓄に励み、できたら効率的な運用に努めながら自ら年金制度を作るしかないということになります。

     なぜ国家は年金制度をつくったのかは単に欧米がそうした制度を構築しているので、それに形式的に倣ったということぐらいしか言いようがないのですが、戦後の経済発展の下で集められた年金は何らかの形で運用に回され、将来の配分のための財源確保が図られてきた経緯があります。
     個人がばらばらに貯金しないで公的機関にお金が税金と同様に集められた結果の公的年金制度は高齢化社会を迎える日本では破綻の恐れがあるとの認識で、政府の施策としては支給年齢が徐々に引き上げられようとしています。

     自ら収めた年金の掛け金を約束通りに支払われないとするとそれは即破綻と同様の結果を生じることになりますが、日本の国民としては国の施策に従わざるを得ません。

     そうした事態に備えて余裕のある皆さんは運用を国に任せず私的な個人年金づくりに努めていこうという機運が出ても不思議ではありません。ただ、リスクのある株式投資は難しい。絶えず山あり谷ありの世界でリスクのある株式投資に個人が挑戦するのは無理がある。

     ただ、何となくこのようなスタンスならリスクは小さそうだという経験則から導かれるのは高配当利回りバリュー銘柄へのポートフォリオ投資です。
     今や日本を代表する企業トヨタ(7203)の配当利回りが3%台となり、日産自(7201)、JT(2914)なども時価の今期予想配当利回りが5%と高まっており、配当利回りによる株価の下支え効果が伺えます。
     このほか銀行株や証券株など軒並み高配当利回りのオンパレード。

     こうした大型銘柄では面白くないという投資家は中小型銘柄に活路を見出そうとされているものと思います。

     株価を形成するのは基本的には業績ですが、上場して長期に安定した業績を上げてきた銘柄を投資対象として個人投資家が自らの裁量でポートフォリオを構築しての年金の確保を図ることは意義深いことだと考えられます。
     そんな面倒くさいし難しそうな運用など、できないとあきらめておられる皆さんも下記のような条件を設定してモデルポートフォリオを構築なさってはいかがでしょうか。


    【高配当利回り中小型バリュー銘柄ポートフォリオの構築条件】

    1)選定した銘柄の株価は比較的安定した推移を辿っている。
    2)時価の配当利回りが2%以上あり、配当性向が30%以下で増配の余力がある。
    3)過去5年間の平均PERが10倍以下、PBR0.8倍以下
    4)中・長期的な成長が見込めるビジネスにも取り組んでいる企業
    5)流動性や上場市場にはそれほどこだわらない
    6)時間分散のためポートフォリオ構築まで3か月以上の時間を要する
    7)できるだけ10銘柄以上に銘柄分散ないし時間分散する


     参考:高配当利回りバリュー銘柄モデルポートフォリオ(5銘柄)

    1.テノックス(1905)単価1050円
     PER10.5倍、PBR0.66倍、配当利回り2.85%

    2.協立エアテック(5997)単価835円
     PER8倍、PBR0.73倍、配当利回り2.4%

    3.東京自働機械(6360)単価1870円
     PER9.6倍、PBR0.65倍、配当利回り2.1%
     流動性に乏しいのが欠点

    4.日本フェンオール(6870)単価1634円
     PER8倍、PBR0.85倍、配当利回り3.4%

    5.ウエスコHD(6091)単価406円
     PER10.2倍 PBR0.49倍 配当利回り2.95%


    (炎)


    (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)



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