日経平均は下げているが、しかし個別銘柄は乱舞している。
今の日経平均は3月から現在に至るまで、多少の上下はあるものの、21000円から22000円のレンジ相場の動きをしている。
前回のコラムでも触れましたが225銘柄の中には上げる銘柄、下げる銘柄の裁定取引が行われており、買う銘柄・売り銘柄をはっきりと区別しているようです。
現在は一部、電鉄株「京王電鉄」、小売株「ファーストリテイリング」、食品株「日清食品」を上げ、反対に機械株「安川電機」、半導体株「アドバンテスト」を売り叩いている。その他でも、「三菱重工」と「ソニー」ここ最近真逆な動きを演じている。それが今の日経平均を作り出しているようです。
しかし、そのような動きを演じている日経平均ですが、個別銘柄の世界では驚くべき動きをしている銘柄があります。
まずは、新興市場の銘柄ではこの5月から見事な動きをしている銘柄が「4565・そーせいグループ」です。
その銘柄に引きつられるようにバイオ銘柄の一角も買われる銘柄があります。
また、IPO銘柄も続々と新高値を更新している銘柄も出ています(昨年・今年上場した銘柄)。「4420・イーソル」、「7676・グットスピード」、「4441・トビラシステムズ」「7036・イーエムネット」等、あげればまだまだあります。
東証1部においても、小型株が多いですが、「プレインバッド・3655」「ハウス食品・2810」「RPA・6572」など連日、指数がどのように動いても確りとした展開を示している。
木曜日、日経平均が売られた時でも新高値銘柄が57銘柄(東証1部)と個別銘柄への物色意欲は旺盛です。
25日よりトランプ大統領が訪日しますが、日本がお土産を差し上げれば、良い話もと期待したいところです。
米中貿易協議も暗礁に乗り上げている今、指数自体は軟調な動きが予想されるが、今の相場は指数を見ないで個々の銘柄を物色が続くと考えています。
(大魔神)
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