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暑中お見舞い申し上げます。
ようやくいつものように暑い夏が到来しておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
米中貿易摩擦が再燃し、第4弾の報復関税が9月1日から発動されることになりましたが、この影響が日本の輸出企業の先行きにも懸念される状況のほか日韓の軋轢がメディアで連日のように報道されては投資家心理はクールになるしかないようです。
株式相場はそうした海外要因と国内の10月からの消費税増税上げを前にした景気の先行き不安感を背景に再び調整を見せています。ただどういう訳かこの調整の根幹には為替相場の円高によるところが大きく関わっているようにも見られます。
米国での0.25%の政策金利の引き下げが決まって一旦は悪材料出尽くしとして円安に振れたのも束の間。今度は一気に1ドル=106円台後半までの円高に進んだのです。これを受けて日経平均は再び21000円割れを演じ、この先も為替相場の円高観測を受けての展開が想定されることになります。
株式相場を日経平均やTOPIXといった主力銘柄だけのパッケージで語るとここは先行き不安感があって見送りとなる展開ではありますが、投資家も千差万別。ここは投資チャンスと見る投資家もお見えになるかも知れません。
先週の水曜日に筆者はある億の近道の読者と会っていろいろお話をしましたが、基本的には夏休みでもう少し情勢を見極めてからでも遅くはないとお話しておりました。ジリジリと戻り相場を続けている展開ながら参院選挙前のような下振れも十分ありうると考えていたからです。
この方も某銘柄を売り払ってキャッシュは作ったので銘柄研究に勤しんでおられるようで、私の主催する特別銘柄研究会にも入って頂いております。現在、いくつかの銘柄研究を開始して頂いているかと思いますが、その中では比較的時価総額が小さな銘柄を選定して研究して頂くことにしております。その方向性は億の近道でも折りを見てお知らせ申し上げたいと考えております。
いずれにせよ相場は上がっても下がっても夏休み状態。子供たちと同様に投資家各位も夏休みと決め込んで「年後半に活躍する余地の大きな銘柄」をテーマに自由研究といくことにしたいと思います。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)