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有料メルマガライブラリから(301)「米国企業が業績好調な限り日本株も上げていくと考え選別を続ける」

2019-08-08 16:21
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     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
     自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
     なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


    =コラム「米国企業が業績好調な限り日本株も上げていくと考え選別を続ける」=
     (有料メルマガ第491回・2018/7/24配信号)


    ※2018年7月現在の内容です。留意してお読み下さい。


    (前略)

     私はすでに30年以上株式投資を行ってきましたが、まず思い通りに動いてくれないのが株価だと思っています。

     いまでも毎日のように『株は自分の予想とは反対に動いてしまう』と痛感させられる日々が続きます。

     だから売ってから大きく上げた株のことで精神的に落ち込んだり、腹を立てることは無くなりました。もちろん儲けそこなったことで、悔しいとは思いますが、その思いを引きずることで、投資に悪影響を与えることは無くなったのです。つまり精神的に痛手をうけることは無くなったわけです。

     ただ悔しいという思いは大事にしています。この悔しさが自分を投資能力アップのための努力の原動力になるからです。

    『つぎは失敗しないぞ、しっかり株価の上昇をしっかりと取るぞ。』という強い情念が自分の能力を大きく向上させます。

     だから若いころに学んだ多くの事を思い出しながら、目標を高く掲げて人生終盤の株式投資の戦略を準備しているところです。


     ローマの賢人皇帝マルクス・アウレリウスは
    『この世において汝の肉体が力尽きぬのに、魂が先に力尽きるのは恥ずべきことではないか』
    という言葉を残しているそうです。

     株式投資も人生も七転び八起きの精神でいくしかないのだと思います。
     そして自分の魂が肉体より先に力尽きることが無いように、気力を温存するための強化策をコツコツと積み上げていくことが、60歳を過ぎた今こそ大事なことなのだと考えて実践しています。

     儲けそこなったり、損をして損切りさせられて、株式投資に対する熱意を失って、失意から株式投資を止めてしまう。

     このことは魂が力尽きたことと同じことだと考えています。


     ギリシャの哲学者エピクテートスは
    『幸福への道はただひとつしかない。意志の力でどうにもならないことは、悩まないことである。』
    と説いていたようです。

     そしてエピクテートスより後の時代の多くの哲学者たちは、これを
    『不幸になったとき、うまくあきらめるのが一番いい。納得することだ。「不幸」を「不幸」と思わないことにすることだ』
    と解釈するようです。


     私はこんな解釈には納得しません。
     私の解釈では自分の力でどうにもならないことに「ぐじぐじして、腐って、自分の生を惨めなことにするような愚かなことはするな。いま自分のできることに全力を尽くせ。そうすれば必ず道は開ける。悩んでいる暇があったら、才能を磨け」ということだと解釈しています。

     例えば登山家が自分の登山家としての夢を実現するために、憧れのエベレストに登頂するという目的(=ビジョン)を描いたとします。そのためにはどんな準備をして実現を目指すのでしょうか。

     エベレストのような高峰を征服するためには、綿密な準備が必要ですが、まず何時登頂するかという最終期限を決めることが必要です。「散歩していたら、いつのまにかエベレストに登ってしまっていた」などということはありえないのです。

     ただ株式投資では『投資をしたことを忘れていた株が、いつのまにか10倍になっていた。』ということは、可能性としてあります。そこが株式投資の悩ましいとことろでもあり、素晴らしいところでもあります。

     しかし、そのようなことは例外なのだと考えて、しっかりと目標を立てて、準備を積み重ねていくことのほうが、夢を叶えるための堅実な道であると考えるべきだと思っています。

     堅実に夢をかなえていくためには、まず夢を具体的に描き、最終期限を決め、その最終期限までにどんな準備をするかを期限から逆算して決定していくことが必要です。

     そして、それぞれの区切りの点が目標となります。
     いつまでにメンバーを募るか。何時までに所持する設備を決定し、何時までに購入し、どのようにエベレストに運び込むか。その資金はどうするか。自分の体力はどのように鍛えていくか。訓練はどのように実施していくか。

     私は登山をしたことがないので登山については具体的に詳しく説明できませんが、素人でも超えなければならないハードルがたくさんあることが分かります。

     いくつもあるハードルを越える期限をひとつずつ目標として計画に落とし込んでいくことが必要になることは分かっています。


     株式投資でもそうですが、何か事を成そうとするなら、目的=ビジョンを明確に描き、そのビジョンを具体化するための目的、目標を決め紙などに書き出すことが大切です。

     ビジョンは夢のゴールです。そして目標はゴールに到達するための通過点ということになります。

     ゴールを決め、そのためにはいつまでに何をするかをゴール近くから設定していくことがゴールに一番早く到着するコツなのです。

     まず夢(=ビジョン)ありきです。
     何のためにその夢を達成したいかを明確にしておくのも大切です。
     何のために、なぜその夢を達成したいのか、その動機をしっかり把握しておくことが必要不可欠です。

     しっかりと動機付けをして明確に描いたビジョンは信念を生みます。
     そして信念は勇気を呼び起こしてくれます。


     私は株式投資というのは自分の夢を達成するための手段の一つだと考えて、若いころから取り組んできました。これからも自分の人生の最後のコーナーを充実して生きていくための大切な手段だと考えて、株式投資で利益を上げるための努力を続けていこうと思っています。

     株価が急に大きく下げた時は、多くの企業の株が玉石混合で大きく下がります。そのなかから自分の投資目的や想定している投資期間に適した企業の株をなるべく安く買うことが、自分の将来の生活を支えてくれることになると考えて、急がずにじっくりと投資する企業への、投資するタイミングを判断しようと考えて株価の動きを観察し続けています。


    (後略)


    経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


    (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)
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