あれ以来電車内ではスマホとマスクが定番になってきた。

 朝夕も昼間も電車はガラ空きとなり、感染を気にしながらもゆったりとした通勤風景となってしまった。

 筆者もマスクと手袋を必需品として電車に乗っているが、座っている人々の大半がやはりマスクをしている。マスクをしながら携帯をいじる光景が電車内では定番となった。


 恐らくは一過性となる運命なのかも知れないがマスクをつけての通勤は一種のファッションになるのかも知れません。
 携帯にも様々な機種があるようにマスクにも様々な色や形があっても良さそうだが、その多くは白い不織布タイプの安価なもの。
 ウイルス対応のやや高付加価値タイプも今後は出回る可能性はあるが、庶民としてはマスクに高いお金はかけられない。

 どこかの議員のネット転売が話題だが、たかがマスク。
 されどマスク。

 マスクは使い捨てでないといけないとのご託宣だが、多くの庶民はマスク不足で何回も使っているという話を聞く。
 相変わらずDSの棚にはマスクがなく、手作りマスクの材料を手芸店では売っているそうだ。
 マスクの話題はつきないが効果はないという意見とそれでもつけた方が良いという意見とに分かれるが、気休めでもつけておいた方が良さそうというのが人間の心情。

 100円ショップではマスクをしまう袋やスマホがいじれる手袋なども売られており、毎日取り換える日々が続く。


 まあ、そこまでやらなくても良いのではというぐらいに対応はしていてもかかる時はかかる。マスク効果や除菌・手洗い効果は何と今年のインフルエンザ患者数の大幅減少につながったそうだが、薬局にとっては痛しかゆしなのかも知れません。

 マスクの色は圧倒的に白が多いのですが、黒やベージュ、ピンクだってたまに見かける。これからはマスクが定番にもなる時代だから色ももっとカラフルで良い。マスクの色を変えることで症状が重いとか軽いといったメッセージが回りの人に伝えられるなんて言う時代も来るかも知れませんが、これにはまた問題もありそう。

 極めつけは透明なマスク(あり得ないが)。口元や鼻の状態が見られるマスクが必要かどうかはわからないが案外あると面白いかも知れない。

 アイデアあふれるファッションマスクの登場で新型コロナウイルスで沈みがちな街は春の訪れとともに華やかになるだろう。


 でも息苦しいマスクがドラッグストアに出回る頃には新型肺炎の流行も下火になっているだろう。このことが筆者にとっても皆さんにとっても最大の望みだと言えるのかも知れません。


(炎)


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