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 2020年も残りわずか。慌ただしい筈の年の瀬ながらコロナ禍で自粛ムードが漂い、例年とは違った年の瀬を迎えられているのではないでしょうか。
 コロナ禍に振り回されてしまったとも言うべきこの1年でしたが、来るべき2021年が良き1年となりますことを祈願せざるを得ません。

 株式相場は3月に起きたコロナショックによる急落場面を短期で修復してその後は政策対応もあって順調な上昇トレンドを継続。NYダウは3万ドル台に乗せ、日経平均も2万7000円台乗せを目前とするなど想定外の堅調な展開を見せました。
 コロナ禍がなおも続く中で様々な施策が打ち出され、人類は目に見えない敵、恐怖との戦いに勝利しようと懸命な努力を続けてきました。こうした中で、まだ残された課題も存在しており、いよいよ年明け1月6日から20日は米大統領選に決着が付くことになります。

 米国の属国である日本にとって、最大の関心事であるはずなのですが、既に決着はついているとの既存のニュースメディアに対してネット上には様々な見方が飛び交う日々となっており、報道しない既存メディアからの情報に多くの国民には既に決着済みと受け取られているように思われますが果たして結果はどうなりますか。


 コロナ禍で始まりコロナの進展する中での米大統領選が2020年の後半を彩る中で、株式相場は堅調な推移を見せましたが、来る2021年の株式相場は皆様にとって資産形成にどのような影響をもたらすのでしょうか。

 株式相場を自然現象の一つと見れば山あり谷ありも致し方ありません。私たちの眼前に広がる自然美を眺めるのと同様に来年また繰り広げられる株式相場の変動の姿をご一緒に眺めて参りたいと存じます。


 「山は明るく時に険しい登山道を登るためにある。
 谷は水の流れる冷たい暗闇を下りていくためにある。」

 未知のコロナウイルスも正体は明らかになりつつあります。登山に際しては道の脇にいるウイルスに気をつけながら感染しないよう完全武装を施した上で元気に登ることに致しましょう。

 2021年もまた訪れるだろう株式相場の楽しい山登りを頂上を目指してご一緒に楽しみたいと思っております。地震に台風、大雨、大雪など嫌な自然現象も生じやすいのかも知れませんが数々の災禍を乗り越えてきた私たちです。予期せぬ出来事に備えながら一歩一歩着実に歩みを続けていきたいと思います。


 今年も多くの読者に支えられて継続発信し皆様と情報共有を行って参りました「億の近道」は創刊されて21年を経て、その使命がややもすれば薄れてしまいがちなやや異常な株価変動が見られた2020年。
 創刊以来最大の変動を見せた2020年に続く2021年をコロナ禍の終息を祈願しながら皆様とご一緒に迎えたいと思います。

 それでは良いお年をお迎えください。


(炎)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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