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投資家Sの今週の注目銘柄 ナフコ【2790】
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投資家Sの今週の注目銘柄 ナフコ【2790】

2021-07-02 02:42



     皆様こんにちは、投資家Sと申します。

     創業(1964年)半世紀を超える投資日報社が、毎週月曜・木曜に発行を行っております、”投資日報α”(月曜版)に”投資家Sの今週の注目銘柄”を連載しております。


     3月末決算企業の株主総会が連日開催されております。

     億の近道火曜日版が発行となる6月29日が一番の集中日となっており、約27%の企業が総会を開催致します。

     私は”自分の目で見て出来るだけ確かめる事”をモットーとしている為、都合が付けば可能な限り保有銘柄の株主総会に足を運ぶ事としておりますが、今年はコロナ禍の影響で総会出席者の数も少なく、寂しさを覚える部分もあります。

     株主総会は、個人投資家にとって直接経営者に質問を行う事が出来る貴重な機会であり、公の場で経営者が自社の経営に対してどのように考えているのかを確認出来る場所です。

     株主総会に出席する場合のポイントは、下記の三点だと考えております。

     1)事業報告を聞いて疑問に思う点が有れば、積極的に質問を行う
     2)他の参加者の質問レベルを確認する
     3)株主の質問に対して、経営トップだけが回答していないのかを確認する

     会社のオーナー=株主である事は資本主義の大原則であり、参加している株主がどういった事を会社に求めているのかは、非常に大事な要素です。株価が堅調に推移しており、長期成長を続けている企業は、出席株主からの質問レベルも高いです。

     また、株主総会はESG投資における”G”(Governance=統治)を確認する絶好の場所となります。

     ガバナンスが効いている企業は、社外取締役も総会の当事者となって株主総会で回答を行うケースも多々あり、自分事として経営に取り組んでる様が分かります。


     私が今期ここまでので参加した株主総会の中でNo.1だったのは、マネックスグループ【8698】でした。
     仮想通貨の上昇で年明けから大幅上昇となった同社株ですが、仮想通貨頼みの株価上昇だけでなく、企業体としても統治が効いており、強くなっている事が印象に残りました。

     株式投資家に馴染みのある銘柄となりますので、今後も同社の動向にご注目下さい。


     今回は、2021年6月中旬に掲載を行った、割安銘柄についてご紹介させて頂きます。


    ■ナフコ【2790】


     九州を中心にホームセンターを展開しているナフコ【2790】は、1970年に会社設立、2003年にジャスダック市場に上場を行っている。

     昨年はコロナ禍での生活スタイルの変化によって、ホームセンター各社は軒並み業績を伸ばしたが、今期は昨年の特需から反動減が出るとの見方が多く、足元の株価は同社だけでなく、業界全体として冴えない動き。結果としてホームセンター株は、PER(株価収益率)10倍を割り込んでいる銘柄が多く、同社はその中でも群を抜いて割安な銘柄となっている。

     6月10日時点でのPERは5.1倍、PBR0.38倍となっている。
     PER5.1倍という事は、約5年分の利益で会社が買収出来る事となり、同社の成長性や収益力が株式市場から全く評価されていない事となる。

     ナフコの今期業績予想は、売上高は前年度比3.5%減の2,264億円となるが、営業利益は過去最高益を更新した前年度を3.1%上回る187億円となっており、特需と見られていた昨年の収益水準とほぼ同額の利益が見込める計画。コロナ禍での生活スタイルの変化はまだ続いている。

     足元の株価は5月末に10カ月振りの安値1,886円を付けた後は小反発に転じており、資産・収益バリュー株として、割安な部分に目を付けた投資家からの買いで値を戻している。


     PER一桁台、PBR1倍を下回る資本効率の悪い銘柄は、物言う株主である“アクティビスト”に目を付けられやすい。

     同社の同業で関西を中心に首都圏でも店舗展開しているコーナン【7516】は、旧村上ファンド系の“シティインデックスイレブンス”が5%を超える大量保有報告書を提出しており、資本効率改善に向けた株主提案を行う事が連想されて大幅高となっている。
     旧村上ファンド系は、昨年秋に世間を騒がせたニトリHDによる島忠の買収にも絡んでおり、ホームセンター業界に対しての知見を活かして、2匹目のどじょうを狙いに来ている。

     今後も保有資産に対して株価が低迷している”割安株”に対して、株価水準訂正を促す動きが継続する可能性は高く、アクティビストから経営に口を出されたくない経営陣は、先回りして株主還元拡大に動く公算が高く、思わぬ株価上昇をもたらす可能性も出て来る。

     Eコマースの発達によって自ら店舗に出向かなくても買い物を行う事は出来るようになったが、高齢化が進む日本では、店舗ビジネスに対しても一定程度の需要が見込める素地はある。

     生活に密着したビジネスを展開している”リアル割安株”は、本年下半期の注目銘柄に相応しいーと筆者は考えている。


    (投資日報α 2021年6月14日号掲載)


    (投資家S)


    ―――

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     ▼櫻田 学氏プロフィール
      トレース合同会社 社長
      株式会社投資日報社 専務取締役
      大学卒業後、2004年から証券会社にてFXの仕事に従事。
      以後、14年間に渡り、営業・企画・トレーディングの最前線で活躍。
      リーマン・ショック・ユーロ危機・Brexit等々の並居る大相場の中、裏方として市場の最前線で指揮を取り、FXの表も裏も知り尽くす。
      2018年秋、11年間勤めたマネックス証券を退社して、暗号資産(仮想通貨)の交換業者となる、株式会社ディーカレットの立ち上げメンバーに加わる。
      2020年5月に、相場道を究める為に同社を退職。
      個人投資家として株式投資を行いながら、投資に掛ける時間が限られる兼業投資家の方に有益な情報を届ける為、株式について日夜分析を行っている。
      日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト(CMTA)
      相場に対するモットーは、「利食いたくなったら乗せろ」

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     初回レポート2020年10月掲載分、フォローアップレポート2021年
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