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私が過去3年間注目してきた銘柄に岡山に本社を置くKG情報(2408)があります。同社の業態はミニリクルート。人材情報誌や結婚情報誌の発行による 紙媒体広告事業やネット媒体の広告事業を岡山を中心にした中国・四国地方で展開し、比較的高い収益基盤を構築しています。
12月決算の同社は前期の決算発表を先週末に行いましたが、実績は計画を上回りましたが、今期の計画についてはまた減益見通しを公表しましたので負のサプライズが起きて先週までの株価上昇が一気に週明けは帳消しとなってしまいました。
ここで起きたことは先行投資による減益が前期で終わらずに今期も続くという点です。
同社は地域限定の事業を展開してきましたが、全国展開を目指して既に札幌などでのエリア拠点の開設を行っています。本命は東京での活動となるでしょう が、それが先行投資の内容だろうと推察されます。ただ、具体的にその内容は公表されていないため評価がなかなか高まらずに来ていました。やはり減益見通し の銘柄では盛り上がりに欠けてしまいますので同社をまともに買おうという投資家は少ないのだろうと思います。
ただ、言えるのはPBRが500円どころでは0.5倍台と低く、バリュー株の要素があり、PERも12倍弱の水準で下値は堅いということです。配当性向主義で配当も10円以上の配当が見込まれますので2%台は確保されます。
期末現預金48億円もあり、時価総額が40億円程度とそれを大きく下回っている点に着目する投資家もいるということです。本来は会社四季報のように今期 は業績回復が見込まれていたので先週まで期待した買い物が入ったのですが、実際には減益となってしまいました。これまた先行投資費用のずれが生じたと同社 は語っているのですがそろそろ思い切ったIRで今取り組んでいる事業について公表すべき段階に入っているものと思われます。具体的な先行投資の内容、金額 を公表して投資家への期待を確保し時価総額を現預金レベルに見合った水準に高める作業が求められます。
短期投資家は売りを敢行し、長期投資家へバトンタッチして新たな展開を待つという局面に入ったものと見られます。具体的な先行投資の内容がどうなのか、それが同社株の新たな評価につながると考えられます。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
12月決算の同社は前期の決算発表を先週末に行いましたが、実績は計画を上回りましたが、今期の計画についてはまた減益見通しを公表しましたので負のサプライズが起きて先週までの株価上昇が一気に週明けは帳消しとなってしまいました。
ここで起きたことは先行投資による減益が前期で終わらずに今期も続くという点です。
同社は地域限定の事業を展開してきましたが、全国展開を目指して既に札幌などでのエリア拠点の開設を行っています。本命は東京での活動となるでしょう が、それが先行投資の内容だろうと推察されます。ただ、具体的にその内容は公表されていないため評価がなかなか高まらずに来ていました。やはり減益見通し の銘柄では盛り上がりに欠けてしまいますので同社をまともに買おうという投資家は少ないのだろうと思います。
ただ、言えるのはPBRが500円どころでは0.5倍台と低く、バリュー株の要素があり、PERも12倍弱の水準で下値は堅いということです。配当性向主義で配当も10円以上の配当が見込まれますので2%台は確保されます。
期末現預金48億円もあり、時価総額が40億円程度とそれを大きく下回っている点に着目する投資家もいるということです。本来は会社四季報のように今期 は業績回復が見込まれていたので先週まで期待した買い物が入ったのですが、実際には減益となってしまいました。これまた先行投資費用のずれが生じたと同社 は語っているのですがそろそろ思い切ったIRで今取り組んでいる事業について公表すべき段階に入っているものと思われます。具体的な先行投資の内容、金額 を公表して投資家への期待を確保し時価総額を現預金レベルに見合った水準に高める作業が求められます。
短期投資家は売りを敢行し、長期投資家へバトンタッチして新たな展開を待つという局面に入ったものと見られます。具体的な先行投資の内容がどうなのか、それが同社株の新たな評価につながると考えられます。
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)