有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を再編集して毎週掲載いたします。自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


=「『投資家が買うから株価が上がるのではなく、株価が上がるから投資家が買うのだ』というポイントを心に刻み上昇相場についていきたい」=
  (有料メルマガ第209回・2013/1/8配信号)

※注 2013年1月現在の内容ですので留意下さい。

【前略】

『株価が上がっていくことが最大のカタリストになったような印象を受けました。』ということを、自分の頭の中に刻み込んでいる投資心得に太字で書き込むた めに、工夫して短文フレーズにしたのが本日のコラムの『題』である『投資家が買うから株価が上がるのではなく、株価が上がるから投資家が買うのだ』という ものです。

 株価が上がり始めるためには何かのきっかけ、カタリスト、触媒が必要になります。しかし株価が上がり始めてしまうと、株価が上がることが投資家の注目を集めて、株価が上がるから買うという投資家が増えてきます。

【中略】

 話を戻します。投資家は自分がその銘柄を、いまの株価(=いま買える株価)で買うことに納得がいくと投資を実行します。トレーダーのようにチャートなどや、いろいろな投資シグナルに基づいて(=納得したら)投資を実行することもあるでしょう。

 しかし、それぞれの投資家が利用している納得材料には、株価が上がり続けているという状況が影響を与えていることを忘れては、投資判断を間違う可能性が高くなります。

 株式市場では、株価が上がり易い『上昇期』と、株価がなかなか上がらない『混迷期』が存在し、これらが交互に訪れます。上昇期にも株価が下げるときがあ り、混迷期にも株価が上げる時がありますし、株価が横ばいで推移している時期も長いです。でも少し長い期間のチャートで見ると、トレンドが右肩上がりの時 期と右肩下がりの時期があることが分かります。

 少なくとも去年の11月までは、日本の株式市場は混迷期に属して、業績が良くても株価がなかなか上がらないで、何か投資環境を悪化させるような事態が起こると、株価が大きく下がることが多かったように感じられます。

【中略】

 こんなことを感じることも、いわゆる相場の大局観ということになるのかもしれません。ただ混迷期で痛い目にあってきた投資家が多いので、すぐに円高に 戻って日本の輸出株も、下がることになる可能性が高い。そのように考えている投資家は多いと思います。私自身も、本当に日本の株式市場が上昇期に入ってい るのかどうかの確信は持てていないので、為替相場によって業績が影響されることがない内需の不動産銘柄を本日の研究銘柄に選んだりしています。

 過去の経験からは、年初来高値をつける銘柄が多くなってきたら株価の上昇期に入ったのではないかと考えてみることが大事です。1月4日だけで昨年来の高値をつけた銘柄が319銘柄になったと、日経新聞に出ていました。

 もし株価の上昇期に入っているなら、投資した銘柄の株価が上がり出したら、直ぐ利喰いしないで株価の上昇についていくようにホールドを続けていたほうが運用成績が良くなる。そんなことも過去の株価の上昇期には経験してきました。

 そして、株価が上昇期に入っているときは、年初来(昨年来)高値をつけた銘柄は上げ続けることが多いということも、私は長い投資生活のうちに何度も経験してきています。

【後略】

経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


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