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年末特別企画「2015年気になった銘柄・事象」
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年末特別企画「2015年気になった銘柄・事象」

2015-12-30 12:00
    本年は、今号が年内最終号です。
     と言うことで、年末特別企画を行います。

     みなさんは、2015年に気になった銘柄は何でしょうか?
     ここでは、2015年に気になった銘柄または事象を、それぞれの立場で億近執筆陣にコメントしてもらいます。
     ご自身の銘柄と比べるもよし、参考にするもよしです。

     是非お楽しみ下さい。


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     気になった銘柄=上がった銘柄という意味になるかと思います。

     これから上がる銘柄ともとられるのですが、アドソルは本日堂々の新高値です。

    ★アドソル日進(3837)

     FFRIのような情報セキュリティ関連株が人気沸騰する中でまだ目立たないけど、虎視眈々とIoT機器向けのサイバーセキュリティ事業の展開を推進しているアドソル日進は、2015年に気になった銘柄の代表です。

     本日、高値更新してきたのは2016年への期待の高まりからなのかも知れません。
     電力・ガス自由化、ビッグデータにも関係した同社が2016年も大活躍するという予感がします。


    (炎のファンドマネージャー)


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     2015年も残すところ数え日となりました。
     今年のマーケットで、特に意識されたのが、世界の主要国が金融緩和を進める中での米国の金融政策の正常化と原油価格の下落でした。

     いわゆるリーマンショックと呼ばれる世界的金融危機への政策として、米国FRBは非伝統的手段である量的緩和政策を大胆に行ってきましたが、2014年の予告をスタートとして、慎重な議論検討と準備を重ねて、2015年12月に「異常」な政策を正常化に戻しました。

     経済指標次第を繰り返したイエレン議長。「利上げはいつだ?」と市場をヤキモキさせたFRBのやり方は、大きな波乱を避けて、今のところ着地したのでは ないかと見られますが、新しい門出が起こす影響は水面下、或は余波として2016年に向けて異なる問題の種になる可能性も考えておきたいところです。
     次の利上げがマーケットの関心事となり株や債券、為替相場に影響を及ぼしそうです。来年は、日米ともに重要な選挙の年ですので、それらのイベントとの絡みも見ていきたいところです。

     今年の原油価格は、市場予想以上の下落でした。主に新興国経済を中心に世界経済の停滞からの需要の減少で需給が緩んだことから昨年後半90ドル台から大 きく下落、今年初めは50ドル台から始まったWTI原油は、秋口から投機筋によるとされる売りを中心に直近35ドル台まで売り込まれました。

     米国の40年ぶりの原油輸出解禁も原油先物市場の下落に影響しました。
     来年早々に始まる米国の原油輸出が新たな要因として、今後どのように原油価格と共に他の市場にも影響していくのか、大きな関心を持って見ていく必要がありそうです。

     今年もお読みいただきまして、ありがとうございました。
     読者の皆様には、良き新年2016年をお迎えください!
     来年が幸多き年でありますように祈念いたします。


    (式町みどり)


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    ★トリドール(3397)

     日本発の外食企業としては珍しく積極的な海外展開を仕掛けていて、それが少しずつ形になってきている。

     今後も大きな成長が期待できる銘柄。

     来年もよろしくお願いいたします。


    (小屋洋一)

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    ★UKCHD(3156)

     昨年6月に割安銘柄としてチョイスしましたが、将来性のある画像センサーを取り扱っている会社で、色々な場面で話題になるかもしれないと考えていたところ、本当にその通りになったことが嬉しいやらで・・・。

     来年もこんな銘柄を探したいと思っています。


    (街のコンサルタント)


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     今年印象に残った銘柄を投稿します。
     他の執筆者様と被っていると思われますが、今年の銘柄はこれは外せません。

    ★平田機工(6258)

     低PBR、低PBRの設備投資関連として4年間注目し続けてきたが、高水準の受注が続いていること、内製化による利益の押し上げ、年始から2倍超まで上昇。投資家の評価が変わる過程を見ることができた。


    (Bコミ)


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    特別企画、いかがでしたでしょうか?

    本年もご愛読ありがとうございました。

    来年も皆様の運用成績の向上を祈念しております。
    良いお年をお迎え下さい。


    (億近編集部)


    (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
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