閉じる
閉じる
×
配信日:2013/09/13
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
橋下徹 大阪市長『定例会見』
全文書き起こし
― 9月5日定例会見 ―
全文書き起こし
― 9月5日定例会見 ―
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■動画はこちら■
【2013.09.05】橋下徹 大阪市長 定例会見
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
第1部
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
<市長>
僕からは、2点あります。ひとつは、小中一貫校の児童生徒をですね、大阪市全市から募集をするそういう学校、ひとつは、新しく開設する学校とすでに開設している小中一貫校なんですけれども、大阪市に二校、施設一体型小中一貫校、これが、26年4月に開校予定なものが、むくのき学園、啓発小学校と中島中学校と僕の母校なんですけども、こちらが、小中一貫校、施設一体型の小中一貫校になります。もうひとつが、すでに開校しているやたなか小中一貫校とこれは、矢田小学校、矢田南中学校とこちらの二校なんですけれども、平成26年度より全市から通学を可能にします。これまでは、通常の校区に基づいた地元の学校という位置づけだったんですけども、この二校については全市から生徒を募集します。このような形の学校をこれから大阪市内に増やしていきたいと思っております。もちろん、地元の生徒を優先して、入学させるということは、ある意味、地元の学校ではありますので、地元の学校という機能もありますから、それは、地元の子供たちを優先して入れるという事はそれは、そうなんですけれども、それに加えてですね、全市から通学を可能にしていきます。学校選択性といいますか、学校を選ぶというそういう権利を認めていくと、保護者や子供に認めていくということが僕の大方針でありますので、特に、施設一体型、小中一貫校については、学校のカリキュラムというものに、特色を持たせる事の変わりにですね、全市の児童、生徒にチャンスを与えるという事をしていきたいと思います。
10月31日まで児童生徒の募集を行います。募集対象は、市内居住で、平成26年度に小学校1年から6年生。中学校1年生から2年生になる児童、生徒と。募集人数は各学年1学級の40名程度。現在、1学級程度の学校になっておりまして、さらに、プラス1学級加えるような形で考えております。各学年2学級とする予定です。ただ、募集が非常に多いとそういう事になれば、また教育委員会にも考えてもらわなきゃいけないんでしょうが、全市から生徒募集するという新しい試みに大阪市、チャレンジしていきます。ちょっと別の話なんですけども、学校選択性もこれから、来年26年4月から始まる。
これも各区によって異なりますけれども、実際に26年4月から始まる、区もありまして、この間、僕の所に報告がきまして、学校選択性という限りは、学校を選択するための資料が必要で、そのパンフレットが来たんですが、大阪市もいよいよこう言う時代になったんだなという事を本当に感慨深くそのパンフレットを見ていたんですけども、僕のこの小中一貫校として全市から募集をするむくのき学園、僕の母校でもあるんですけど、その頃は大阪市内学校を選択するとか学校を選ぶなんか、そういう発想全くなくて、地元の学校にとにかく行けと、そういう状況だったんですが、まぁ、そういう時代ではなく、生徒に、保護者に学校を選択する、そういうチャンスを与えていくという、今の時代の流れに沿った新しい制度が、この1年、2年でできてですね、いよいよ新しい大阪市の教育に一歩踏み出したんだなと思いました。
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
入会して購読
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。