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第4回「響きの森」(ゲスト:福島弘和)アーカイブ配信開始!
こんにちは。Talk Live裏方のごっち@CAFUAです。
11/14の放送で一瞬「天の声」として出演しましたが、
お気づきになられましたでしょうか?
さて、11/21でタイムシフト視聴での配信が終了しました、
福島弘和氏をゲストにお迎えした第4回放送を、
改めて「アーカイブ動画」として公開開始いたしました!
【アーカイブ】#4 福島弘和「響きの森」
これまでのアーカイブ動画と同様、
500ニコニコポイントでの有料配信となっております。
課金後90日間ご視聴いただく事が可能です。
2018年の初演後、瞬く間に人気作となり、
翌年の吹奏楽コンクールではいくつものバンドが演奏した、
福島弘和氏の(おそらく)最上級難易度作品、
シンフォニエッタ第3番「響きの森」。
あまた吹奏楽作品を作曲している福島氏が、
委嘱元である東海大高輪台高のために、
どのような工夫を凝らしながら作曲したのか、
MC大井氏の分析を交えながらトークが進行していきます。
後半では、作曲当初の「オリジナル版」と
コンクールのために追加作曲した「カット版」、
2種類の後半部分を聞き比べする場面も。
今回の放送で使用した、当社リリースCDである
「スパイラル・ミレニアム」の収録した両バージョンを再生し、
「意外と気に入っている」というコンクールカット版の魅力も交え、
曲の構成や魅力について福島氏が語っています。
来年のコンクールでは「響きの森」を!、という先生方は、
まずこの動画を見て、
福島氏の作曲意図やこだわりについて是非学んで欲しいです。
また、大井氏による演奏上の注意点についての話題もあり。
目を通して損はない内容となっております! -
11/21生放送は鈴木英史登場!
皆さんこんにちは。裏方のごっち@CAFUAです。
先週は伊藤康英氏をお迎えしての「ぐるりよざ」後半をお届けしました。
初演30年を迎える名曲を2度に渡りお送りしましたがいかがだったでしょうか。
複雑なTomのリズムの理由、
マーラーの手法を真似したところ、
初演前日リハーサルの龍笛(岩亀裕子さん)の素晴らしさなど、
たくさんの事を語っていただきました。
既に何名かの作曲家さんにご出演いただき、
自作について語って頂いていますが、
共通して言える事は、
作曲家はただ「美しいメロディ」を書くだけじゃない、
という事です。
メロディの上がり下がりにも、
そのメロディについている和音やリズムにも、
また曲の進行による和音の移り変わりにも、
全てに「明解な意味」をもって作曲しています。
そこに込められた音楽の表情や意味、色は、
実際に演奏される事ではじめて音になり、
そして聴衆の皆さんの耳に届けられるわけです。
作曲家が語る言葉は音楽ではありませんが、
言葉の意味を理解する事で、
作曲された作品の価値がより光輝き、
実際の演奏に反映する事で、
より聴衆が感動する音楽になるのでは、と思います。
11/21の生放送では、作曲家の鈴木英史氏が出演します。
先日、大井氏も交えてリモート打ち合わせを行いましたが、
「これは、大変な内容の放送になるかも」と確信しました。
響きの交錯による立体的な音楽作りが得意な鈴木氏。
「カントゥス・ソナーレ」の1音1小節、
その全てに意味があって構築されている事が語られるはずです。
いよいよ深いところへ入りこもうとしているTalk Live、
そろそろリスナーの理解度を遥かに超えてきた感が無くも無いですが、
一度ならず2度3度とご覧頂いて、
作曲家が丹念にならべた音符の意味を考察して頂ければ、と思います。 -
第2回「水面に映るグラデーションの空」(ゲスト:芳賀傑)アーカイブ配信開始!
こんにちは。裏方のごっち@CAFUAです。
10/3に放送しました、芳賀傑氏をゲストに迎えての放送、
タイムシフト視聴期間が終了しましたので、
改めてアーカイブの動画を公開いたしました!
【アーカイブ】#2 芳賀傑「水面に映るグラデーションの空」
生放送をご覧になられた方はご存じと思いますが、
当日は通信トラブルで放送が一時止まるなど、
事故やトラブルが多い生放送でした…。
もちろん、アーカイブは全て修正済みなので、
心穏やかに(?)ご視聴いただけます。
(視聴は500Pのニコニコポイントをご購入ください。
決済後、90日間ご視聴いただけます。)
まだ「芳賀傑」という名前に馴染みのない方も多いと思います。
実際、吹奏楽作品はまだ数える程しか作曲していません。
しかし、世界一の吹奏楽作曲コンクールである
「クードヴァン国際作曲コンクール」で日本人2人目の第1位を受賞、
という実績は、若き才能の豊かさと将来性を如実に示しています。
数多くのクラシック、吹奏楽曲を指揮してきた大井も、
彼の類い希な、そしてまだまだ未開花な才能に注目しているようで、
きっとこの動画が、あと10年20年と経ったときに
「芳賀先生がまだ初々しい!新鮮!貴重!」
と注目される日が来るだろう、と信じてやみません。
芳賀氏の、ある意味「吹奏楽らしくない」曲作りは、
必ずしも万人受けするものではないかもしれませんが、
芸術的価値の高さは、これからきっと高く評価され、
「いつかは芳賀氏の作品を演奏してみたい」
と思うだけの価値が出てくることと思います。
今回取り上げられた「水面に映るグラデーションの空」は、
11/7に開催される、東京佼成ウインドオーケストラの第151回定期演奏会で演奏されます。
もちろん、指揮はこの番組のMC、大井剛史!
番組史上初となる(まだ始まったばかりなので当然かもですが…)、
取り上げて作曲家と語った作品を実際に大井が演奏会で振る、
という記念碑的な演奏となります。
定期演奏会の後も、大阪、広島、福岡、札幌、山形、新潟でも演奏予定とのこと。
まずは番組アーカイブを見て予習をした上で、
演奏会に足を運んでみましょう!
より曲の構成が立体的に理解できると思います!
さて、2週間ほど休みを頂いた「Talk Live!」の生放送、
今週末は人気作曲家・福島弘和氏をゲストに招き、
人気曲「響きの森」についてうかがいます!
こちらも注目です!お楽しみに!
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