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11/21生放送は鈴木英史登場!
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11/21生放送は鈴木英史登場!

2020-11-18 17:46
    皆さんこんにちは。裏方のごっち@CAFUAです。

    先週は伊藤康英氏をお迎えしての「ぐるりよざ」後半をお届けしました。
    初演30年を迎える名曲を2度に渡りお送りしましたがいかがだったでしょうか。
    複雑なTomのリズムの理由、
    マーラーの手法を真似したところ、
    初演前日リハーサルの龍笛(岩亀裕子さん)の素晴らしさなど、
    たくさんの事を語っていただきました。

    既に何名かの作曲家さんにご出演いただき、
    自作について語って頂いていますが、
    共通して言える事は、
    作曲家はただ「美しいメロディ」を書くだけじゃない、
    という事です。
    メロディの上がり下がりにも、
    そのメロディについている和音やリズムにも、
    また曲の進行による和音の移り変わりにも、
    全てに「明解な意味」をもって作曲しています。
    そこに込められた音楽の表情や意味、色は、
    実際に演奏される事ではじめて音になり、
    そして聴衆の皆さんの耳に届けられるわけです。

    作曲家が語る言葉は音楽ではありませんが、
    言葉の意味を理解する事で、
    作曲された作品の価値がより光輝き、
    実際の演奏に反映する事で、
    より聴衆が感動する音楽になるのでは、と思います。

    11/21の生放送では、作曲家の鈴木英史氏が出演します。
    先日、大井氏も交えてリモート打ち合わせを行いましたが、
    「これは、大変な内容の放送になるかも」と確信しました。
    響きの交錯による立体的な音楽作りが得意な鈴木氏。
    「カントゥス・ソナーレ」の1音1小節、
    その全てに意味があって構築されている事が語られるはずです。

    いよいよ深いところへ入りこもうとしているTalk Live、
    そろそろリスナーの理解度を遥かに超えてきた感が無くも無いですが、
    一度ならず2度3度とご覧頂いて、
    作曲家が丹念にならべた音符の意味を考察して頂ければ、と思います。
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