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大都から「CR吉宗4 天昇飛躍の極」が発表されましたね。スペックの詳細はニュースを見ていただくとしまして、継続率約80%、しかも出玉もしっかり取れるというスペックで、旧基準機と比べても見劣りしない仕上がりでしたね。
次郎はけっこう前から大都が高継続のスペックで勝負をしにきているという話を聞いておりまして、世間は仕事人Vに注目が集まっているでしょうが、今もっとも期待している機種のひとつがこの吉宗4でございます。
当然こんなに攻めたスペックですから、検定もかなりの回数落ちていたようです。90%くらいの継続率と聞いていたのですが、さすがにそこでは通せなかったんでしょうかね。
ぱちんこ業界が65%という継続率の中で戦うには、2400発の出玉だ! と言わんばかりの機種が続出する中、ちょっと視点を変えて規則の隙間をついたこの吉宗4や、違う方向性を示したガンツなんかが成功するのはとても良いことだなと思います。
スロット4号機の歴史を作ったAT機「獣王」も、通常時は常に15枚役が成立していて、なんでもないハズレに価値を作るという“視点の変更”から生まれた台ですからね。
改めて規則を見直す機会があればこそ、面白い台が生まれるってこともあるのかなと。
しかし、次郎がここまで高継続率を推すことには理由もあります。
それは、65%という継続率すら危うい状況になってきているからです。
聞いたところによれば、そもそも65%と言いつつも、時短での引き戻しを含めればゆうに70%を超える継続率になるところを警察につつかれ、さらに継続率を引き下げる話が現実的になってきています。
50%継続の時代ですね。
65%もあれば80%もあるホールのラインナップの中で、好き好んで50%を打つ人がいるわけなかろうに、そんなツッコミをしたくなりますけども、来るべき50%継続に向けて準備しているメーカーもあります。
それだけに、高継続率のスペックで検定を通した吉宗4は、この先かなり高い価値のある1台となるんじゃないかと思うんですよね。
大当たり中に行われる1G連の1stチャンス、失敗しても吉宗・爺・姫と3キャラの演出が楽しめる5回の高確率ゾーンでの引き戻しに期待できる2ndチャンスという内容も、非常に吉宗との親和性が高いな、と。
継続率規制の狭間、メーカーも生き残りに賭けた勝負がひそかに始まっているのかもしれませんな。
というわけで今週はこの辺で。
それではまた来週お会いしましょう。
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