1: ウクライナにおける戦況は、ロシアが兵員、砲弾、ミサイル、無人機等で3-10倍。これを反映し、ロシアが戦争前の国境線まで押し戻されることはない。
2:戦争の実態は米軍兵器(量、質)対ロシア軍
3:バイデン政権は1年位っ継戦出来る武器は送っている模様。
4:問題はトランプ政権になってどうなるか。トランプは援助削減方針。
5:米国で世論変化。ギャラップで「領土で譲歩があったとしても、早期に終結」が「戦争が長引いてもウクライナが領土を回復するまで、ウクライナを支援」が51%対48%で上回る。
A: ギャラップ世論調査
1:米国の対ウクライナ支援の在り様
(1)戦争が長引いてもウクライナが領土を回復するまで、ウクライナを支援
(2)領土で譲歩があったとしても、早期に終結
事項 22年8月 23年3月 24年3月 24年12月
(1) 領土回復まで継戦支持 66 65
孫崎享のつぶやき
米国のウクライナ支援。米国世論調査ギャラップ。「領土で譲歩があったとしても、早期に終結」が「戦争が長引いてもウクライナが領土を回復するまで、ウクライナを支援」が51%対48%と従来を逆転。
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コメント
コメントを書くロシアは相手がトランプであってもその取り決めが永続するとは思って無いようです。
ロシアは中国と同じく国際関係の原理としてウインウインを採用してます。戦争ではなく貿易で世界を収めようということです。
従って、ウクライナ問題はNATOが解体されるかウクライナが永世中立を宣言するまで解けないとロシアは観ているのではないでしょうか。
ウクライナでの戦争の客観的状況は、明らかにウクライナに不利である。
①次期トランプ政権はウクライナへの支援に消極的
②西欧の主要ウクライナ支援国の政党・議会においてウクライナ支援反対派が勢力を増している。
③ロシアの新型中距離弾道ミサイル、オレシュニクは真に戦争のゲームチェンジャーになる可能性がある
https://sputnikglobe.com/20241209/how-fast-can-the-russian-oreshnik-missile-reach-europe-from-belarus-1121133709.html
https://sputnikglobe.com/20241220/oreshnik-vs-western-missile-defenses-who-would-win-1121225229.html
④ウクライナ東南部でのロシアによる進撃と解放地域の拡大
しかし、西側の主流権威筋メディアは、ウクライナ不利を認識しつつも、いやいやロシアも軍事的経済的に消耗している、という論調である。「ウクライナ戦争、長期化がプーチン氏に突きつける困難な選択」とのことだ。
https://jp.reuters.com/opinion/forex-forum/QVVFHHSSQNLRXGSOLFGOS6E2RM-2024-12-13/
だが、ロシア側は西側の衰退を主張している。「西側諸国の半分は破滅する」
https://www.rt.com/news/609809-half-of-west-is-doomed/
客観的事実現実はロシア側の見方のとおりだと考えている。だから、どのように“決着“するかは、既に予測がついている。その歴史的な決着について、西側がどのように反応するのか?私は興味深く待っている。