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あっという間に2020年も年末になりましたな。
世間的にもコロナの影響があって忘れられない一年でしたが、それはパチンコ業界も同じことでございやす。
今年はうまくいったメーカー、そうでないメーカーの差が激しくて、よく事業撤退したり潰れたりするメーカーが出てこなかったな、というのが正直なところ。
ただ、もちろん問題がないわけではなくて、メーカーも今まで高い版権料を払っていた版権を手離したりと、今までではあまり起こらなかった時代の変革が訪れている気がします。
高尾が一騎当戦を手離したとかもありますけど、とくに今業界でウワサになっているのが、平和がルパンを手離した、という話です。
毎回毎回、ファイナルやらジエンドやら終わりを示唆するようなタイトルが目立ってましたが、相当気合いを入れて作ったマモーの低稼働はルパンシリーズの今後を運命付けてしまう一因になった、ということなんでしょうな。
海・北斗・牙狼・エヴァ・ルパン、誰が呼んだかパチンコ業界の5大コンテンツなどとも呼ばれていた一角であるルパンが平和の手から離れるというのは、今の業界の厳しさというのを物語っている気がしますね。
まだどこのメーカーがルパンを抑えるのかという話までは次郎は知りませんが、こういった超一流版権でさえ、メーカー間を移動して出る、というのが今後はポピュラーになっていくのかも。
思ってみれば、次郎たちのような打ち手も、以前は○○シリーズの続編が出る! と聞けばワクワクしましたが、今や続編が出るなんてのも当たり前になりましたし、昔ほどワクワクしなくなっちまいました。
出るたびに「初代のほうが良かった」「劣化した」などと言われる中、作り手側も新しいゲーム性を取り入れるということに悩んでしまうのが一流コンテンツ。
うまくいけば前作を踏襲する作り方で許されるものの、近年は一流コンテンツが稼働しないパターンが多く、大きくゲーム性を変えることを開発は求められるわけです。
そこで変えてみれば「前作のが良かった」という評価の嵐。もう正直、開発側も手詰まり、何をしたらいいのかわからない状態になってしまってるのが現状ではなかろうか。
かといってオリジナル版権、自社版権なんかはホールへ売り込むのも難しく、「売れる版権」を探し続ける。
今高稼働してる「とある魔術の禁書録」だって、次回作が出れば同じ版権物のスパイラルに巻き込まれることになるのでしょう。ただ、禁書録の場合、次回作は電磁砲になると思われるので、そのあたりが良い版権見つけたなーとは思いますけどね。
そこを考えれば、源さんや海など、タイアップではない自社コンテンツを持ってる三洋は強いですな。
他メーカーも、例えばSANKYOは夢夢ちゃん、大一はダイナマイト、平和は乙女など、自社オリジナルのヒットコンテンツをしっかり売り出したり、ヒットさせていかなければいけない。そんな時代になってきているのかも。
というわけで各メーカーさん、版権に覆面次郎、いかがでしょうか。
■次郎の色んな意味で注目の一台
・SanseiR&D「牙狼9」
真牙狼の出来が上々で復活の兆しを見せる牙狼シリーズ、どうやら牙狼9は初代牙狼を意識したスペックと作りになっているようです。
ここへきての原点回帰、稼働するのかどうか見ものですな。
では、今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。
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