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サンセイの「P牙狼MAXX」が初代にせまるようなスペックであることはお伝えしましたが、また別の意味で牙狼が話題になっている様子。
もともとは4月中旬の導入予定だったものが、6月下旬まで販売時期が延期になったとのこと。
巷では先日の地震の影響だと言われていますが、どうやら予定を超えすぎた販売台数だったため、生産が追い付かなかった、なんてウワサも耳にしとります。
つまりメーカーも自身も意図していなかったほどの牙狼の売れ行きだったわけですが、これにはサンセイも痛いでしょうが、ホールも痛い思いをすることになりそう。
ホールにとって大事な稼ぎ時、GWでガッツリ牙狼を稼働させる予定が、そういうわけにもいかなくなった。
そこで、各メーカーここぞとばかりに営業をかけて、牙狼の隙間を埋めるのはウチの台だと言わんばかりの販売戦争が起こってきてるらしい。
パチンコ業界ではテレビCMの放送も解禁となり、牙狼をキッカケに盛り返そうという勢いがあっただけに、ちょっとずっこけた形になってます。
では、ホールが牙狼の代わりにどの台を導入するのか?
ここはホールの手腕が問われそうであります。
まず筆頭に挙がっているのがSANKYOの「Pフィーバー革命機ヴァルヴレイヴ2」です。
ダンバインを意識したSTの作りと出玉速度で出玉については申し分なさそうなのですが、個人的には前作の悪いイメージが心配。ようは演出面ってことですな。
また潜伏確変を搭載しているというあたりも、牙狼と比較すると一段落ちる評価になりそうな予感。
次に京楽の「ぱちんこ GANTZ極」。
こちらは小当たりラッシュタイプで、ラッシュに突入したときの平均出玉は牙狼を上回るほどの出玉力を持っているみたいですけど、ラッシュまでの敷居が高いタイプ。そこにたどり着くまでに心が折られる系ですな。
最近の京楽台はこのタイプが多いですな、ウルトラ超乱舞に甘デジのAKBや今度出るガンツもそうですし、「ラッシュ突入時の…」という謳い文句で甘そうと思わせる作戦でしょうか。
それはともかく、こちらも牙狼の代わりにはなり得ないでしょうな。
他にあり得るとしたら京楽の「Pウルトラマンタロウ2」やSammyの「P北斗の拳8」だったんですが、こちらも導入日はまだ先になるみたいなのでね。
時代はライトミドル、なんて流行もあり、この先はGWまでライトミドルや甘デジタイプの新台が多かったのですが、ミドルの王者ともいえる牙狼の穴を埋めるにはやはりミドルをぶつけなければならず、ライトミドルを先行させたことに後悔してるメーカーなんかもありそうですな。
とにかく、予想以上に売れそうなヴヴヴとGANTZには要注目。
まあ、牙狼が出るまで耐え忍んでGWもその分出玉で返してくれりゃいいのにってのがパチンコファンの本音であることには間違いないんですけども。ねぇ。
■次郎の色んな意味で注目の一台
・平和「Pガールズ&パンツァー劇場版」
ガルパンの新台がようやく登場ですが、ライトミドルのシンフォギアタイプみたいです。
好評の乙女枠に間違いのないスペックで、間違いのない稼働になってくれそうな予感。
萌えの平和と呼ばれた時代があったんですから、藤商事に負けない萌え台の力を見せつけて欲しい。
では、今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。
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