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スロットの有利区間1500Gが3000Gまで引き延ばされることになりそう、と先週メーカー勤めの友人からラインが入ってきました。
パチしか打たない人にはちょっとわかりづらい話になりますが、この緩和によって大きいのは、通常時が有利区間という台が増えてきたため、大きなATの上乗せを引いてもリミットの2400枚を取れずに終わってしまう、という問題が解消されることかなと。
しかしながらデメリットも考えられて、ダラダラしたゲーム性が増えそうだということ、また天井が深いゲーム数になるんじゃないかという懸念があることであります。
こういったデメリットと天秤にかけると、まだまだ規制の緩和とまでは呼べないんじゃない? っつー話ですな。
スロメーカーはこういったコロコロ変わる内規にヒーヒー言ってたりしますが、パチメーカーはわりと他人事のように話してたりします。
しかし、こういった規制がいつパチンコに降りかかってきてもおかしくない状況に徐々になってきているんじゃないかなと。
今週から導入の「PぱちんこGANTZ極」なんかは、小当たりラッシュタイプですが右打ちの出玉に特化したために、ラッシュ突入時の爆発力は初代北斗無双を超えてたりします。
しかし、当然その分うまくいかなかったときの吸い込みもハンパないです。
通常時は38%が2R時短なし通常、30%が2R時短30回転と7割近くがダメ当たり、またラッシュの突入率も46%と50%を割っていて、遊タイムも搭載していますが時短100回転と恩恵は薄い。
先行導入では、5万発以上の爆発も見られる中、3万発の吸い込みなんかも平気であったりして、パチンコ新時代の到来を予感させるグラフになってますな。
しかし、これは本当に良いことなのか……?
勝つときは20万円以上の大勝ち、負けるときは10万円以上……って、思い出しますよね、スロットのミリオンゴッドを。
GANTZ極がパチンコの限界スペックではないとすると、今後あの4号機ミリオンゴッドに匹敵するような荒さのパチンコが出てきてもまったくおかしくないわけで。
そうなれば、あのスロットが4号機から5号機に変遷して衰退したように、パチンコも地獄の確変50%、ハーフタイプと呼ばれた大きな規制を受ける可能性もあるんじゃないかと少し心配しとります。
規制と緩和を繰り返しているこの業界、パチンコの(無駄に)大きな筐体にも規制が入りそうな予感がしますけど、スペックにもいつ規制が入ってもおかしくないんじゃないでしょうかね。
パチンコメーカーも、スロットは対岸の火事なんて見方をしている人が多い気がしますが、明日は我が身ってこともあるかもしれませんし、細かい演出がどうだ、なんてダラダラ引き延ばして開発してる場合じゃないと次郎は思うわけであります。
■次郎の色んな意味で注目の一台
・ニューギン「Pベルセルク無双」
ベルセルクといえばOK.のバトルタイプが印象に残ってますけど、今度はニューギンから登場するようです。
小当たりラッシュタイプのようですが、わりと爆発力のイメージがあるんで、どんな出玉力を見せてくれるのか楽しみですな。
では、今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。
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パチランブログ
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