業界人に話を聞く機会が多い次郎でありますが、意外だなと思うのはホールで新台を打っていないという人もけっこういるってことです。
 その後決まって動画やネットの記事なんかではチェックしている、ということを言われたりしますね。

 他社の演出や映像の作り方っていうのはもちろん大事で、日々研究するのは当然、なにより自分で打って体感することは開発するにおいて不可欠だと思うのですが。

 しかしながら開発者もただのメーカーの会社員。自腹を切ってパチンコを打たれている方がほとんどであります。昔、雑誌のライターさんなんかは実戦費が会社からおりることがあると言っていましたが、パチンコメーカー関連で実戦費が経費として落とされるといった話は聞いたことがありませんからね。
 負けが込んでくれば打てなくなるのも仕方ないと思います。

 前談が長くなりましたけども、同じようにパチンコの実戦動画をYoutubeで観られる方は一般にもかなり増えていると思います。
 いわゆる演者が解説しながら打つ動画もありますけども、パチンコYoutuberと言われるただただパチンコ実戦をカット編集だけで見せている動画も人気が出てきていますね。

 開発者と同じように新台の激アツ演出や当たりが見たい、どんな速度で出玉が増えていくか見たい、そんな視点で見ている方も多いでしょうが、これだけ動画の数が上がっているとパチンコの勝ち方に繋げることもできるんじゃないかと思ったりもするわけです。

 多くの動画が新台に座って1台で粘る打ち方をされている中で、果たしてどれだけ勝てているのか?
 もちろん負けたりノーヒットだったりする動画なんかを取捨している可能性もありますが、日々パチンコ動画を観ている次郎からすれば……多くの人が負けているな、と。

 それも、めちゃくちゃ負けてる。

 けっこう頻繁に動画を出している方なんかを見てみると、1ヶ月で30万円以上のマイナスを食っているときがありました。まあ、動画収入があるから当人にとっては痛くないんでしょうけどね。

 ただ視聴する側の意見として、この負け方を単にその人のヒキが弱いから、という話で片付けていいものかどうか?
 違うと思いますねぇ。

 こんな打ち方をしてたらこれだけ負けられるんだ。
 そう捉えるのが正解なんじゃなかろうかと。

 日々負けを更新している次郎が言うのもなんですが、パチンコってのは引き際のギャンブルだと思っとります。引き際さえ良ければ負けを抑えられるし、勝ちも減らさずに済む。

 こういった実戦動画から研究すべきは、たとえば投資いくらを超えたら負ける可能性が高くなるだとか、新台でも勝ちやすい台と負けやすい台を早く見極めることができるだとか、そういったことですかね。

 単にエンタテインメントとして演出を見たりするだけじゃなくて、パチンコYoutubeからでも勝ちに繋げる情報ってのは拾うことができるはず。
 そんな実戦動画の見方を皆さんには提供したいですね。

 まあ、負け続けてるなら次郎がやれやって総ツッコミされそうなんですけど、それは言わないでくださいな。


■次郎の色んな意味で注目の一台
・SANKYO「P機動戦士ガンダムユニコーン」

 ついにきましたねぇ、次郎の好きなガンダムユニコーン。ZZはどこへ行ったのか。
 TVCMも打ち出し、特設専用サイトも作られるほど気合いが入っているようで、ミドルタイプの歴史を変えるような作り込みと爆発、楽しい演出を期待してますよ、ホントに。


 では、今週はこの辺で。
 また来週お会いしましょう。