パチランブログ
ここんところ、パチンコの新台チェックをしてると「なんで?」と思うことが多々あります。
思えばゴッドイーターくらいからでしょうか、「パチンコの出玉速度に規制が入った」なんて話もなんのその、源さん韋駄天から出玉速度がインフレし始め、いまや時速3万発、4万発なんて言われてもなーんとも思わなくなったって人は多いでしょうな。
スペックも同じで、「右打ち継続率80%オーバー! すげー!」なんて感動してたのが、牙狼が出てきて81%のオール1500発、しかも速度も抜けてるだとか、「おいおい、ちょっと前までのパチンコってなんなのよ」とツッコみたくなるわけで。
そんなさなか、話題に挙がってきているのが大一のバカボンシリーズ最新作は突入率75%、継続率81%オール1500発だ、なんて話ですし(フタを開けてみれば2段階突破でしたが)、同じサンセイのゴッドイーターの新台も突入率75%、継続率81%オール1500発、時速にいたっては5万5000発だとか。
そこまでできるんだったら、最初からやらんかい! と言いたくなりませんかね……?
とはいえ、こうなってきてるのも、競争あってこそ。
オリンピック開催期間中だからというわけでもないですが、競争相手がいることで、あのメーカーより、あの台よりもっと甘い台を作ろう! もっとスピードの速い台を作ろう! なんて意識が生まれているからじゃないですかね。
逆に言えば、スペックで勝負できないメーカーが今後辛くなっていくでしょうな。
良いスペック、出玉速度がとんでもない台ってのは当然試験を通しづらく、またホールからしても買いづらい。
しっかりとした実績があってこそホールも買ってみようとなるわけで、何度も試験を落として大枚はたいた台が売れないとあってはメーカーからしても困ります。
そこをいくとやはり今有利な状況に立っているのは牙狼月虹がホールの救世主になってくれているサンセイで、ゴッドイーターも第二の牙狼になる可能性だってなくはない。
そして、ゴッドイーターが売れるとなれば、気になるのは次の牙狼。
月虹はもちろんのこと、これだけ甘く見えるゴッドイーターよりもさらに甘く、スピードも上回ろうという意識で作ってくるはず。月虹がヒットしたからって、同じようなスペックでいこうとならないのは、攻めの姿勢があるサンセイの良いところです。
否定してるわけじゃありませんが、海シリーズとは違う。
いちパチンコファンの次郎としましては、そんなサンセイを黙って見ているわけにはいかないと、他の大手メーカー、SANKYOや京楽あたりが奮起してくれるのが一番なのですが……今週から導入のガンダムユニコーンなんかでは、まだまだ牙狼の牙城を崩すには至らないと予想しております。まあ、ガンダムファンの次郎としてはユニコーンも当然打ち込みますけどね。
話が色々とあっちこっち行きましたが、ようはまだまだ甘いスペック、とんでもない出方をするパチンコ台を作る余地が各メーカーにはあるってことですな。
陸上の世界記録のように、どんどん爆発記録を塗り替えるような台を出していって欲しいものです。
■次郎の色んな意味で注目の一台
・サンセイ「Pゴッドイーター2」
コラムにも出しましたが、神速の名に恥じぬミドルタイプで登場するようです。
ゴッドイーター以外にも、今後のサンセイの台は気になってきますな。
では、今週はこの辺で。
また来週お会いしましょう。