いよいよスマスロの導入も間近になり、またスマパチの開発も大詰めを迎えているということで、業界内も慌ただしくなってきているみたいですな。
 
 とくにスマスロに関しては、「L革命機ヴァルヴレイヴ」が大きな波紋を呼んでいます。
 とにかく5号機、いやそれ以上に波の荒い仕様になっているようで、設定1でも万枚到達率が5%と言われています。
 このあたりはあの「ミリオンゴッド神々の凱旋」をも上回る数字になっていますから、どれだけとんでもない機械になっているかってところですよね。
 
 これに対して、スロメーカーの方に話を聞いたところ、「ありえない」のひと言でした。
 検定試験の適合率でいえば1%未満というところで、そんなスペックで申請に出すことも会社としてあり得ないし、そんなスペックが適合することもあり得ないと。奇跡どころの話じゃない、と。
 
 他メーカーのスマスロも話題になっていますが、とにかくこのSANKYOのヴァルヴレイヴだけは規格外って話になってます。
 
 これはパチンコにも言えることで、スマスロ・スマパチに変わることによって、検定試験のルールというものがあやふやになっている……というか、メーカー側が「何が正しいか?」というところを探りきれていない、そんな状況になっているのが見て取れます。
 
 パチにしても、いくら1/350が可能になったとはいえ出玉は総量のルール範疇で作らなければいけないわけで、そのルールをしっかり守ってスマパチのスペックを作っているメーカーもあれば、先のヴァルヴレイヴのように、えいやっと検定試験に出したら通ってしまった、そんな台も出てきそうな気配です。
 
 某メーカーの方に言わせれば、そもそもリゼロのスペックも今までなら適合しないようなスペックだとか。
 これがスマパチになればさらに荒いスペックがどんどん出てくるわけで、各メーカーの攻めっ気が思わぬヒット機種を生む可能性も出てきてますね。
 
 じゃあ何の台に期待できるのかって言われると、皆さまなら何だと思いますか?
 ヒットしてるエヴァ、それとも往年の爆裂機である牙狼、いやいやそれとも意外なメーカーから出る新規タイアップ?
 
 次郎は藤商事や大一がとんでもない爆裂台を作ってくるんじゃないかと予想してます。
 
 正直、大量導入が予想されるエヴァはじめSANKYOの台、そして過去に爆裂スペックで一悶着あった牙狼シリーズなんかは目を付けられるというか、厳しい試験を受ける可能性が高いんじゃないかと思うんすよね。
 それよりも、今新時代のスペックを模索している藤商事や大一あたりが新解釈というか、こんなのアリなのかって思うようなスペックの台を作り、思わぬヒット機種を生み出すんじゃないかなと思ってます。
 
 今新規で開発されている台の話を聞いても、「Pとある科学の超電磁砲」を参考にした、とか「P天才バカボン」を参考にしたとか、そういう話ってちょくちょく耳にするんですよね。
 真似ごとでも爆裂スペックは作れるでしょうけど、それを生み出したメーカーならさらにイカツいスペックをと考えているはずですから。
 
 いずれにせよ次郎が思っている以上にスマスロやスマパチの爆裂具合は盛り上がっていきそうで、今まで体験したことのないような出玉の波乗れるんじゃないかとワクワクしとります。
 もちろんその反面、今まで体験したことのないような大負けも体験できそうなワケですが……皆さまは注意して現実を見ながら打ちましょうね。
 次郎は夢だけを見て打つことにします。
 
 
 
■次郎の色んな意味で注目の一台
・SAMMY「P真・北斗無双4」
 
 無双シリーズの最新作も年末には登場するようです。なんか方向性が定まらない無双ですが、本家北斗よりは出玉重視してるあたり期待してもいいのかなって気がします。注目していきましょう。
 
 では、今週はこの辺で。
 また来週お会いしましょう。