テレビCMを見てびっくりしたんですが、ネットで簡単に買える「クイックワン」なる宝くじが登場したみたいっすね。
 スマホゲームのガチャ感覚でいつでも買えてすぐに結果が出るって……なんかそれめちゃくちゃ射幸性高くないっすかね? 時間に制限のあるパチンコやらパチスロやらよりもよっぽどエグい気がするんですが……
 
 しかしまあ普段から大逆転を狙うカイジのような人生を目指している次郎、さっそく調べてみると還元率が47%とな……こりゃダメだ。
 競馬や競艇といった公営ギャンブルの75%って還元率ですらキツいと感じるのに、宝くじは45%くらいですからね……一気にやる気が失せましたわ。
 
 でもほんとに宝くじ感覚で遊ぶ、夢を見るっていうんならいいのかもしんないですねぇ。すぐに結果が出るって夢を見る暇もない気がしますが。
 
 で、パチンコやパチスロは還元率が90%を超えると言われているだけあって、そこらへんのギャンブルよりもよっぽど勝てる可能性が高い。(※パチンコパチスロは遊技です)
 
 最近はパチンコの出率が全国的に落ちていて、だいたい平均で92%くらいでしょうか。今打つなら、95~97%程度は確保しているスロットのほうが勝ちやすいということになります。
 
 ホールはこれから導入されるスマスロやスマパチのためにお金を作らないといけないわけですから、出率が下げられてしまっているのには納得ですが、やたらパチンコが厳しくされてるのには理由がありそう。
 だって、スペック自体はどんどん甘い台が出てきてますからね。ティガだってうしおととらだって、真牙狼2だって相当甘い部類の機械です。しかも、どれもビッグタイトルと言っていいくらいお客さんが付くような台。
 
 そんなパチンコ締めて、どちらかと言えばスロットのほうにお客さんを呼ぼうとしているように見えます。
 ここ最近のスロットでは、全国の平均設定を見てもハッピージャグラーが平均設定3を上回る日があるなど、かなり甘い設定で使われていることがわかります。
 
 次郎が思うに、今月から導入されるスマスロに向けてスロットコーナーにお客さんを呼び戻そうという狙いなのかなと。
 「スロット6号機は勝てない、出ないからつまらない」とパチンコに移動していったお客さんを、今度は「パチンコは勝てない、大負けする」とスロットにUターンさせる作戦。
 
 やはり朝イチ、並びの方々と一緒に入場しても、圧倒的にスロットコーナーへ足を向けるお客さんが最近はとくに多いように感じる……気のせいなのかな?
 
 それがパチンコの92%という異様に低い出率に繋がっているのかなと。
 
 だからといってパチンコ打ってたら負けるっていうわけじゃなく、先にお話した宝くじなんかよりは倍くらい勝ちやすいんすよね。
 宝くじも一度に何百万と購入して惨敗しているYoutuberなんかを見たりしますが、そういう戦い方をしてたら負けるってこと。パチンコも、出率が低くなってるなら投資を抑えて、宝くじのように「夢を買う」ような臨み方をすれば負けは抑えられるし、跳ねたときの出玉はスロットを凌駕するものになるんで、遊び方を変えていかねばなりませぬ。
 
 これから年末にも近づいていきますし、業界的に“出さなければいけない”スマスロも登場してきます。そのあおりを受けるのは間違いなくパチンココーナーで、今以上にその厳しさってのは顕著になるでしょうな。
 終日ホールに居て粘り打ちするようなことをしていれば、宝くじの大量買いをしているような人たちと同じ痛い目を見ることになりかねない。その時代、その業界情勢に合った打ち方でパチンコと付き合ってまいりましょうぞ。
 
 
■次郎の色んな意味で注目の一台
・サミー「Pビッグドリーム」
 
 まさにビッグドリームらしい出玉重視のスペックで登場するようです。まあ、出玉重視はいいんだけどあの本気でアツくなれる宝箱演出がうまいことできてるかどうかってのがポイントな気がする。
 
 では、今週はこの辺で。
 また来週お会いしましょう。