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夫68歳、息子20歳(大学生)学費を確保する確実なテクニック
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夫68歳、息子20歳(大学生)学費を確保する確実なテクニック

2015-04-27 14:00
    ちょうど今日あたりは、五月病の予備軍が増殖中でしょうか?
    露木行政書士事務所・露木幸彦と申します。

    来週からGWでウキウキ、ワクワク!でも、今週は何だかやる気がなく、
    モティベーションが上がらず、とっても憂鬱・・・何となく時間ばかり過ぎて
    ぜんぜん仕事がはかどらず、どうしよう・・・

    いわゆる五月病に蝕まれている人はぜひぜひご覧ください。
    ちょっとした気分展開になれば嬉しいです。

    現在私が執筆している日経新聞の連載「男と女のマネー学」ですが
    おかげ様で本日、21回目が公開されました。

    今回は「大学費用で自己破産という高齢出産の悲劇・・・
    夫はすでに68歳なのに、まだ子供は大学生」

    http://www.nikkei.com/money/features/75.aspx?g=DGXMZO8594855021042015000000&n_cid=DSTPCS008



    ところで厚生労働省が公表している人口動態統計によると、
    第1子出生時の母の平均年齢は36年間で4歳近く上昇し
    (昭和50年は25.7歳、平成23年は30.1歳)また40歳から44歳で
    出産した女性は2年間で約36%も増加したのですが、
    (平成20年は27,522人、平成23年は37,435人。)
    それもそのはず。


    初婚年齢は18年間で男性が2歳近く
    (平成5年は28.4歳、平成23年は30.7歳)女性は3歳近く
    (平成5年が26.1歳→平成23年の29.0歳)上昇しており、
    未婚出産のケースを除けば、結婚年齢と出産年齢は比例するのは
    当然といえば当然です。

    以下は厚生労働省の人口動態統計へのリンクです。


    ・第1子出生時の母の平均年齢は36年間で4歳近く上昇
    (昭和50年は25.7歳、平成23年は30.1歳)

    ・40歳から44歳で出産した女性は2年間で約36%も増加、
    (平成20年は27,522人、平成23年は37,435人。)

    http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai11/kekka02.html

    ・初婚年齢は18年間で男性が2歳近く(平成5年は28.4歳、平成23年は30.7歳)
    女性は3歳近く(平成5年が26.1歳→平成23年の29.0歳)上昇

    http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai11/kekka04.html



    相談者が50代の場合、てっきり熟年離婚の相談で退職金や年金の使途は
    「妻の老後の生活」だと思いきや、実際には「子供の教育資金」と
    いうケースが増えています。


    高齢出産の場合、離婚するなら教育費の資金計画は
    入念に立てなけれななりません。



    退職金や厚生年金、年金保険や預貯金などは、限られたお金なので
    老後の資金に充てるのか、子供の教育資金に回すのか、
    それとも「離婚後の妻の生活費」に使うのか・・・


    誰だって1円でも多く欲しいのだから、夫と妻、そして子という三者三様の利害が
    複雑に絡み合えば、揉めに揉めるに決まっています。

    だからこそ、熟年離婚は話を切り出してから、
    実際に成立するまで数年もかかる・・・
    まさに長期戦に十中八九、突入するのです。



    <妻と子の収入(離婚後の予想、月額>
    妻の月収(手取額) 200,000円
    夫からの養育費 170,000円

    <妻と子の支出(離婚後の予想、月額)>
    家賃 110,000円
    水道 8,400円
    ガス 26,000円
    電気 9,600円
    食費 58,000円
    インターネット 7,300円
    固定電話 2,700円
    妻の保険(死亡、医療等)の保険料 6,000円
    ガソリン 6,500円
    自動車保険料 5,000円
    自動車税 3,300円
    学資保険の保険料 20,000円
    子の塾、習い事 97,000円
    妻のこずかい 10,000円
    子供のこずかい 4,000円
    計 373,800円


    今回紹介した「晩婚化に伴う高齢出産」の資金的なリスク(夫が60歳、子はまだ学生)は
    夫婦が結婚していようが離婚しようが、夫婦の間に産まれてきた子を
    育てていかなければならないので、どちらにせよ夫婦に付きまとう問題ですが、
    今回のケースでは離婚というきっかけで資金計画を見直すことができました。



    もちろん、夫婦が離婚して別居するより、
    離婚せず同居を続けた方が家計の支出は少なくて
    済むので今回のリスクは多少、軽減されるでしょうが、
    根本的には同じことです。


    ですから高齢出産を経験した夫婦は「私は離婚しないから関係ないわ」と
    他人事のように軽視することなく、離婚する、しないに関係なく、
    今回取り上げた話を気に留めておいて欲しいですね。



    (追伸)

    現在私が執筆しているダイヤモンドオンラインの連載ですが
    おかげ様で数ある連載のなかで、1回目のページビュー(1日)は
    平均の10倍(30万アクセス)を突破したようで
    担当者(編集長)さんからお礼の連絡をいただきました。

    締切の前日、徹夜したかいがありましたね。

    連載をご覧いただき、本当にありがとうございます。
    引き続きのご愛顧、よろしくお願いします。

    そして昨日、2回目の連載が公開されました。
    ダイヤモンドオンラインの連載(2回目)
    http://diamond.jp/articles/-/70741


    「早いところでは今日からゴールデンウィーク。いいなぁ」
    人様のカレンダーをうらやむばかりで、自分はいつになったら休みが取れるんだろう・・・

    抜けないトンネルも、晴れない霧も、そして終わらない悩みもないはず?!
    だから、目の前のモヤモヤを解消したい人は、
    ぜひぜひ、お読みください。

    小さな気付きが1つ、2つあれば、執筆者としては
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