• このエントリーをはてなブックマークに追加
ROOMIEリニューアル記念企画、ミレニアル世代と語る「東京のボーイズ・ライフ」
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

ROOMIEリニューアル記念企画、ミレニアル世代と語る「東京のボーイズ・ライフ」

2016-12-09 06:00
    2016日11月22日、東京に「2つの新しいもの」が誕生した。

    まずは、東京・中目黒駅周辺の高架下スペースを使った「中目黒高架下」。 約700mに渡って東急電鉄の走る高架下空間を利用し、カフェ、レストラン、店舗など、個性ある28店舗が出店する中目黒の新しいランドマークとなる商業施設だ。

    そしてもうひとつが、本メディア・ROOMIEである。中目黒高架下がオープンした日、ルーミーはメディアコンセプトから大幅なリニューアルを行い、新生「ROOMIE(ルーミー)」として再出発することになったのだ。

    ROOMIEは2012年4月、ライフスタイルやインテリアに特化したWEBメディアとして誕生した。海外の建築事例やアートをいち早く紹介するだけでなく、トレンドを意識したオリジナルコンテンツを多数制作しながら、クリエイティブに関心のある人々に向けて様々な情報を配信し続けてきた。

    そんなROOMIEはこの度、新しいメディアコンセプトに『好奇心と暮らす』というキーワードを掲げ、サイトデザインやブランドロゴを一新。配信コンテンツも「30代男性の暮らし」によりフォーカスし、ROOMIEという名前が示すように、リノベーションやインテリア、家電をはじめとする「部屋」にまつわる情報を中心に、趣味の良いシェアメイトのような親しみが持てるメディアを目指すという。

    先日、まだオープンの余韻が残る中目黒高架下の「中目黒 蔦屋書店」では、より多くの人に新しくなったROOMIEのことを知ってもらうべく、リニューアルを記念した1日限定のトークイベントを開催。店内の一角に設けられたイベントスペースには、予想を超える人々が集まり、会場の外には立ち見客が出るほどの賑わいとなった。

    当日はROOMIEのゲスト編集長・武田俊が司会進行を務め、イラストレーターで映像作家のオオクボリュウ、Yogee New Wavesのボーカルギターを担当する角舘健悟がゲストとして登場し、「東京のボーイズ・ライフ」をテーマにトークを展開。

    2人とも武田とは古くから交流があるためか、気心の知れた者同士、3人の会話は肩の力が抜けた自由気ままなボーイズトークとなった。

    オオクボリュウ
    イラストレーター・映像作家。幼少期をアメリカ・ルイジアナ州で過ごす。 2011年にアニメーションで制作したヒップホップグループPSGの『寝れない!!!』が話題となる。 イラストレーターとして雑誌『POPEYE』『BRUTUS』『TRANSIT』『Number』などで挿絵、細野晴臣の著書、ボブ・ディランのディスクガイドの挿画、BEAMS-TでのTシャツデザインを手がける。 映像ディレクターとしては斉藤和義、後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、Mndsgn、group_inou、快速東京、D.A.N.のMVをいずれもアニメーションで制作。 その他東京メトロ広告、MTV、SPACE SHOWER TV SPOTやショップの内装アートワーク、ライブでの映像演出等、手描きのイラストを生かした活動を展開。

    角舘健悟(Yogee New Waves):
    東京で結成したYogee New Wavesのボーカルギター。都会におけるPOPの進化をテーマに、偉大なる日本のポップミュージックの恩恵を受け、彼らにしか成せない次世代の日本語ロックを奏でている。

    武田俊:
    1986年、名古屋市生まれ。大学在学中時に創刊したインディペンデントマガジンから発展し、仲間たちと立ち上げた『KAI-YOU.net』や、東京都23区をテーマにしたシティカルチャー誌『TOmagazine』のweb版『TOWeb』の立ち上げのほか、さまざまな企業のメディアプロジェクトに関わる。2016年8月より『ROOMIE』のゲスト編集長に就任。


    トークセッションでは、ゲストの育った町の話からはじまり、いま住んでいる部屋のこと、コレクションしているオモチャの話から、クリエイティブな仕事に関わるおもしろさや苦労に至るまで、実にさまざまな話が熱く、そしてユーモアたっぷりに展開された。

    印象的だったのは、東京という町で2人が肌で感じたものを、飾り気のない言葉でストレートに表現していたこと。

    20代後半から30代前半にかけて多くの人々が持つであろう悩みや不安、未来への希望や世の中とのかかわり方の変化など、名の知れたアーティストとしてではなく、東京に住む若者としての発言は、来場していた同じ世代の人たちの心を代弁しているかのように思えた。

    武田を中心とした約1時間に及ぶトークの最後には、角舘がアコースティックギターを使って、新曲を含む3曲を特別に生演奏してくれた。

    角館はトークの中で「デジタルが進化して誰でも簡単に曲をつくれる時代だとしても、自分はフィジカルの部分を大切にしたい。ボーカロイドにはできない、汗を流して、声を枯らして生まれる歌にこそ、自分の惹かれるものがある」と話し、生身の人間が喉を震わし、空気を振動させて奏でる音楽の素晴らしさを、自らのパフォーマンスを通して来場者たちに静かに語りかけていた。

    角舘自身が「バンドにとって大切な曲」と話す『CLIMAX NIGHT』を演奏中、何度か頭上を東横線の走る音が聞こえた。それは彼が鳴らす都会的なサウンドをさらに魅惑的に変え、来場者たちは今日この場でしか体験できない音楽に耳を傾けながら、心地よさそうに体を揺らしていた。

    今後のROOMIEでは、人気の連載企画「みんなの部屋」「リノベーションストーリー」「マイ定番スタイル」をはじめ、30代男性が気になるトピックを中心に「男のこだわりレシピ」「ハイエンドな日用品」「30代からの趣味学」など、好奇心をくすぐる企画が随時進行中だという。

    「中目黒 蔦屋書店」の店内に設置されたROOMIE編集部の選書コーナー。※現在は終了しています。

    1,300万人が暮らす日本の首都、東京。そこにはどんな人たちが暮らし、どんな暮らしをし、どんなことを考えているのか。これからのライフスタイルの行方を、新しいROOMIEといっしょに探ってみてはいかがだろう。

    RSSブログ情報:https://www.roomie.jp/2016/12/363606/
    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。