「暮らしとカルチャー」にまつわることを日々探求しているルーミー編集部員たち。

2016年もたくさんのモノ、味、そしてカルチャーと出会い、気に入ったものを購入してきた。そんな中から、これが今年のナンバーワンだ! と自信を持って紹介できるものを、テーマで区切り、4回にわたってお送りする。

Part 1のテーマは「飲食物」。ではさっそく紹介に移っていこう!

メロンパンのメロンパン by 拓郎太

今年は『シン・ゴジラ』をはじめ名作がいくつか誕生したが、個人的には、監督・片渕須直、女優・のんが声優として主人公を演じた『この世界の片隅に』が一番衝撃的だった。その舞台は、広島・呉。僕も今年、初めてこの土地に行ってみた。戦艦大和を中心とする観光地やその美しい街並みをおさえ、「記憶にとどまったもの」第一位に輝いたのは、メロンパン。呉市にある緑色のかわいい店「メロンパン」のメロンパンは、懐かしい雰囲気と優しい甘みがたまらない一品だ。

MOLOCOE CAKESのクッキー by 緑川

ざくざく固めで素朴な味のクッキーが好きで、クッキー缶にはいつでも憧れている。今年のクッキー大賞は、裏渋谷の素敵な本屋「SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS(SPBS)」で発見したMOLOCOE CAKES。「食べて、寝て、お菓子を焼く」という意味の店名だそう。粉の味を感じる素朴な甘さで、噛み応えがあって、仕事でちょっと疲れたおやつの時間に、おいしいコーヒーと一緒に食べたくなるクッキー。

マリアージュフレール「リオサマー」 by 岸田

この夏、水出しして飲んでいたグリーンティ。ミント、マテ、アサイーに、カカオっぽい風味も混じり合ってリオ・オリンピックの開会式を思い出すような華やかな味。

Gipsy Tears by レオ

学生時代に留学していたカナダのバンクーバーで出会ったビール。Parallel49というローカルブリュワーによるルビー色のエールで、フレッシュで心地よい苦みが特徴。まさか日本でお目にかかれるとは思っていなかったので、神泉にある「ビアスタンド平野屋」で見つけたときは、子どものように大喜びしてしまった。とはいえ缶ビールなのでタップとは比べ物にならないが、それでも僕にとっては思い出がたくさん詰まった大切な味だ。

台湾パイナップルビール by 拓郎太

いわゆる、PPBR。世間を賑わせたピコ太郎と同様に、僕のビールライフを賑わせたのは、PPBRことパイナップルビール。パインとビールが、互いにおいしさを補完し合っているような、ほどよい味。おいしすぎて、台湾が羨ましくて、来年台湾に行くことにした。

以上、ルーミー編集部員が選んだ2016年買ってよかったシリーズ飲食物編。ネットで手に入るものはお気軽に、お店を訪れなければならないものは旅行の際に、ぜひお試しあれ!

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