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料理男子が追い求める、究極の快適キッチン(三鷹)|みんなの部屋
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料理男子が追い求める、究極の快適キッチン(三鷹)|みんなの部屋

2017-02-01 06:00
    人気連載「みんなの部屋」vol.54。部屋づくりのアイデア、お気に入りの家具やアイテムなどの紹介を通して、リアルでさまざまな「暮らしの在り方」にフォーカスします。

    新宿からJR中央線で15分程度の三鷹駅より、徒歩数分。おだやかな住宅街のなかに、金沢さんが彼女とふたり暮らしをする部屋がある。料理が趣味の金沢さんが特別にこだわるキッチンには、選び抜いたキッチンアイテムと、快適に料理をするための工夫が。料理を通して四季や自然を楽しむ暮らし、なんとも羨ましい。

    名前:金沢さん
    職業:会社員
    場所:東京都三鷹市
    面積:約60平米 2LDK
    家賃:19.5万円(分譲マンションを賃貸)
    築年数:5年


    手づくりのシナモンロールをごちそうになった

    お気に入りの場所

    アイテムも収納もこだわるキッチン

    豆を挽いて淹れてくれたコーヒー、いい香り

    なにを置いても、キッチンのこだわりがすごい。料理が趣味の金沢さんは、理想のキッチンありきで家を探した。最低条件は、収納が多く、ガスの3つ口コンロなことだったそう。オープンキッチンで、ルーフバルコニーに出られる明るい窓もあり、楽しく料理ができそうだ。

    「平日は仕事から帰るのが遅いので、週末にまとめて常備菜を作っています。毎日晩酌をするので、品数を多く用意するようにしていますね」

    夏をエンジョイできる、広々したルーフバルコニー



    内覧に来た際、一目見て気に入ったルーフバルコニー。夏には2m以上あるビニールプールを広げ、ここで育てた枝豆を湯がき、ビールと一緒にいただくという羨ましすぎるライフスタイル。一年中食べられるいろいろな野菜を育てているそうで、うかがった冬はパクチーが育っていた。

    おいしいものを食べてくつろぐリビング

    IDÉEで購入したソファには、A.P.C.のQUILTSシリーズのクッションカバーが付いたクッション。どうしても欲しくて、フランスへ旅行に行く同僚に購入してきてもらったものだそう。夕食後は、ここでくつろいでお酒を呑むのが至福の時間。

    この部屋に決めた理由

    この家で暮らし始めて1年半。彼女とは付き合うことになって1ヶ月で同棲をしたというから驚いた。絶対クリアしたい条件が、キッチンが充実していて、独立洗面台があること。

    「以前は、若いうちに都心に住もうと思って、西新宿でひとり暮らししていました。僕は渋谷、彼女は立川方面で働いているので、どちらにもアクセスしやすい立地で探しました。築浅な家がいいわけではなかったですけど、設備面を考えるとやっぱり新しい家は充実していますね」

    残念なところ

    収納がちょっと足りない

    ものは極力収納してスッキリ暮らしたいが、収納が希望より少ないので、仕舞いきれないのが現状。クローゼットも小さめなため、夏物は箱に入れてしまっている。

    お気に入りのアイテム

    選び抜いたキッチンアイテムたち




    気に入らないものは家に置きたくないので、購入するものを選ぶときは慎重になる。すべて高くて話題のものだけ集めるのではなく、欲しいものでも高いものと安いものを買い分けるのが金沢さん流。

    揚げ物用の鍋は、深めだから一気にたくさん揚げられて、お客さんが来るときに便利。ル・クルーゼのフライパンは、ROOMIEの記事を見て購入してくれたのだという。無印良品の土鍋「土釜おこげは、すごくおいしくご飯が炊けて、おひつ効果もあるのが嬉しい。

    陶器のお重

    伊勢丹新宿店で購入したTIME&STYLEの「JU-BAKO」は、モダンな陶器のお重。ホームパーティの食事を入れるのにも、おせちを入れるのにも使えるし、何より見た目のかわいさに惹かれる。今は彼女の好きな飴が入っているそうだ。

    梅干しづくり用のザル


    「昨年の春に、5kg分の梅で梅干しを作りました。本格的な梅干しはスーパーなどではほとんど売っていないので、友達にあげると喜ばれるんです。自分でほとんど食べていないのに、気づいたら半分くらいになっていました(笑)」

    栗原はるみさん著書の『ごちそうさまが、ききたくて。―家族の好きないつものごはん140選』

    栗原はるみさんの『ごちそうさまが、ききたくて。―家族の好きないつものごはん140選』は、金沢さんの定番料理本。どれをつくってもおいしく、よく考えられていて「さすが栗原はるみさん」と感心されていた。

    使い方が多様な、フロスの照明

    超軽量で持ち運びやすい、FLOSの照明「Mayday」。床に直置きしたり、吊るしたり、天井に当てて間接照明としても使えるのが便利だ。

    暮らしのアイデア

    カーテンは、布をIKEAのクリップで留めるだけ


    「カーテンは、ヒダが古くさくて好きじゃないことと、値段も高いので、お気に入りの布を買ってIKEAの「カーテンフック クリップ付きクリップ」で留めています。外せばすぐに洗濯ができるし、買い替えも容易だし、値段も安く済むので便利ですよ」

    これからの暮らし


    梅干しをはじめ、味噌やぬか漬けも手づくりしている金沢さん。うかがった日にはクリスマスツリーが飾ってあったが、食べ物を育てたり四季ごとの飾り付けをしたり……この家での暮らしを最大限楽しんでいるのが印象的だった。

    「季節の飾り付けを一切しない家で育った反動で、家を出たら全部やってやる! と思ってたんです(笑) 家の設備や見晴らしはもちろん、吉祥寺まで近くて買い物がしやすい点も、とても気に入っています。このままこの家を購入できたらいいなと思っていますね」

    番外編:便利なキッチンのつくり方

    火のそばに置くもの、水のそばに置くものを分けて収納する

    火の元で使う調味料や器はガス台の下に、水道付近で使う掃除道具やキッチンアイテムはシンク下に収納しているのは、なんとも便利そうなテクニック。

    またつくり置きの際、ニオイがつきやすいおかずはガラスかホーローの容器へ、冷凍するおかずは耐熱プラスチックへ、冷凍してそのまま火にかけたいものはホーローへと、入れ物を使い分けるのもかしこい。

    バターはカットしてから冷蔵庫へ

    常備しているカルピスバターは、マーガレットハウエルと野田琺瑯がコラボレーションしたバターケースに収納。あらかじめバターカットで切ってから冷蔵庫へしまえば、朝食に使いやすいし、1つ20gになるので計る手間が省けてそのまま使える。

    手持ちの食器の量や大きさに合わせて、棚をDIY

    「元々の棚板は数が少なかったので、食器の高さに合わせた棚板を追加して、取り出しやすくしています。棚板はホームセンターで安くカットしてもらえるので、簡単に作れました」

    「みんなの部屋」バックナンバー

    リノベイメージは無骨な漁船。パークサイドで家族の未来を見つめ直す(築地)
    新築マンションをヴィンテージ感あふれる部屋にアレンジ(吉祥寺)
    総床面積180㎡、シンプルで開放的な荻窪の一軒家(杉並区) Photograghed by Kenya Chiba

    RSSブログ情報:https://www.roomie.jp/2017/02/364896/
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