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本場イギリスも注目。京都蒸溜所で作られた、日本初のクラフトジン
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本場イギリスも注目。京都蒸溜所で作られた、日本初のクラフトジン

2017-02-02 20:30
    Made in Japanのジンがあることはご存知だろうか? 「季の美-KI NO BI」という、京都蒸溜所で作られた日本初のクラフトジンだ。

    ジンの本場・ロンドンの要素はもちろん、日本ならではの和のエッセンスも取り入れた、いわばジャパニーズスタイルのジンなのだ。

    日本ならではの「和のエッセンス」

    ラベルのデザインは江戸時代から続く唐紙屋さんが監修しており、細やかなこだわりが感じられる。

    では具体的に「日本ならではの和のエッセンス」とは、いったいどんなモノが含まれているのだろうか?

    米から作られるライススピリッツの他に、ボタニカルとして大きく6つのカテゴリーに分けられる。

    ベース「礎」
    ジンの主な香りと言われるジュニパーベリー、フローラルでアロマの香りが漂うオリス、そしてヒノキがベース。 シトラス「柑」
    レモンはもちろん、日本特有の柚子が入り華やかな味わいに。 ハーバル「凛」
    山椒と木の芽でオリエンタルな香味が味を引き締める。 スパイス「辛」
    フレーバーを引き締める生姜がピリッと効いていいアクセントに。 フルーティ&フローラル「芳」
    笹と赤紫蘇が名脇役ながら、フローラルなエッセンスを加える。 ティー「茶」
    京都らしく上品に引き締める玉露を使用。

    ジンとは思えない、日本特有の中味の数々。ぜひ、試してみたいものだ。

    ジンで表現するのに適した場所

    そもそもなぜ、京都でジンを作ろうと思ったのだろうか。

    製造者が言うには、芸術や伝統工芸など歴史を感じさせ、そういった潜在的な感覚を「ジンで表現するのに適した場所こそが京都」なんだとか。大手飲料メーカーや酒蔵があることでもわかるように、水にも恵まれており、そうしたところがマッチしたのだろう。

    まだ発売されて間もないが、常に新しいモノを取り入れるようなバーなどでは、よく見かけるようになった。柑橘系の香りとともに、ほのかな懐かしさとオリエンタルな優雅さが漂う。そして最後にはしっかりとジンを飲んだ余韻が残る……。これが筆者の感想だ。

    一般的にはキュッと飲むのがジンだが、この「季の美」は、ゆっくり味わって飲むのがオススメ。

    今回の記事掲載にあたり、お話しを伺ったウイスク・イーからグッドタイミングでビッグニュースが。なんとイギリスの酒類専門誌「ザ・スピリッツ・ビジネス」で「2016年 最も革新的な商品において1位に選ばれた」のだそう。

    本場のイギリスで日本のジンが1位に選ばれるとは、今後ますます人気が高まりそうだ。

    巷ではクラフトビール人気の昨今だが、もはや“クラフトジンブーム”も、じわじわ来そうな勢いだ。

    「季の美 京都ドライジン」
    アルコール度数45度
    700ml / 5,000円(税抜) 季の美 京都ドライジン京都蒸溜所]、[ウイスク・イー
    RSSブログ情報:https://www.roomie.jp/2017/02/369481/
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