ふきのとうは、刻むと春の香りがする。独特の苦みが、力強い生命力のように感じられる。

ふきのとうは、ふきの花の若いつぼみのこと。12月頃から出回り始め、5月頃までおいしく食べられる。北海道から九州まで全国各地で自生しており、産地としては北海道、岩手、山形、福島、秋田、群馬などが有名だ。

てんぷらや和え物が定番だが、今回は作りおきができる「ふきのとう味噌」の作り方をご紹介。ごはんのお供や、冷ややっこに添えてみては?

『ふきのとう味噌』

材料(作りやすい分量) ・ふきのとう(80g)
・米油(大さじ1)
・みそ(60g)
・酒(大さじ1)
・みりん(大さじ1)

作り方

下ごしらえ

・鍋に湯を沸かす。
・みそ、酒、みりんを合わせる。→A

STEP1


ふきのとうはよく洗って縦半分に切り、沸騰した湯に多めの塩(分量外)を加え、3~4分茹でる。ふきのとうが浮いてきてしまうので、落し蓋をするとよい。

STEP2

ざるにあげて冷水にとり、10~15分ほど流水にさらす。

STEP3


軽く絞り、細かく刻む。

STEP4

フライパンに米油をひき、全体に油が回るように1分ほど炒める。

STEP5


合わせた調味料Aを加え、1~2分ほど少し練るように弱めの火にかけ、水分を飛ばす。目安は木ベラですくって、なかなか落ちない固さになるまで。

でき上がったら清潔な保存容器に移し、冷めてから冷蔵庫に入れよう。10日から2週間ほど保存可能。

RSS情報:https://www.roomie.jp/2017/03/377720/