色と心理学とお部屋のお話。
色の使い方次第で、心の動きや体の動きにも影響が及ぶと言われています。広告や企業アイコンを作る際に色彩心理学を参考にしているケースや、色で癒やしを求める「カラーヒーリング」もあるように、色のもたらす効果は想像以上に大きいのかもしれません。
そこで、以下の画像をご覧ください。色の特徴と、部屋の機能別に色を使い分けるという興味深い図です。(拡大表示はこちらから。)
まず、代表的な色が持つ意味はこうなります。
「レッド」
情熱、感情の強さ
食欲を促進する「ブルー」
落ち着き、平穏
食欲の抑制「イエロー」
快活、温かみ
最も目を緊張させやすい「グリーン」
健康、平穏、自然「パープル」
気品、富、成功、英知「ピンク」
鎮静、愛情、恋愛「ブラウン」
信頼性、けん怠感、実用性
なるほど。病院のロゴに緑色が多いことや、ファストフード店に多い赤色、小学生がかぶる通学用の黄色い帽子など、色とその意図がつながります。
そして、これをふまえて、いえの中にも色の使い方が落としこまれています。どの部屋にはどんな色が効果的なのでしょうか。
オフィス
「ブルー」 最も生産性が高い色ベッドルーム
「グリーン」 安定と健康女の子の部屋
「ピンク」 心を落ち着かせる、温まるキッチン
「イエロー」 代謝の促進、明るい色は活力を与えるリビングルーム
「ラベンダー」 神経を落ち着かせ、くつろがせるダイニングルーム
「レッド」 食欲の増進
こんなアイテムで、部屋ごとにテーマ色をもたせてみるのもおもしろいですね。例えば、グリーンをテーマにしたお部屋の事例集がこちらです。
あまり色が前面に出ていると疲れてしまう…という方は、キッチンマットやベッドシーツ、飾る絵や雑貨など、アイテムで部分的に色を取り入れるのもいいかも。
色と生活。考える余地はまだまだありそうです。
色の持つ効果がわかる図解、色の心理学 [カラパイア]