何かを購入したときに、その商品についているタグは、多くの場合、特に意識されず捨てられる存在かもしれない。

そんなタグに価値を与えるプロジェクトが「しゃべるタグ」だ。

ウミガメを救う。地雷を撤去する。桜を植える。スクールバスを走らせる。このタグがついた商品を買うたびに、世界がちょっとずつよくなっていき、タグが感謝の気持ちをしゃべって伝えてくれるという。


まず該当商品を購入し、「しゃべるタグ」を取る。

タグに記載されているQRコードを読み取る。

サイトにアクセスしたら、指定の場所にタグを置く。


タグをタップすると喋る。タップする場所によって喋る内容が変化する。

「しゃべるタグ」がついた商品を購入することで、以下のような世界をよくするプロジェクトに寄付金が募金される仕組みとなっている。

ウミガメの保護や調査研究を行う「ブルーオーシャンプロジェクト」
東日本大震災の津波到達地に桜を植え、未来の津波被害を無くすプロジェクト「さくら並木プロジェクト」
入院中の子どもたちが子どもらしく過ごせるための時間を届ける「クリニクラウン」
ボルネオの熱帯雨林に住む野生動物たちを保護する「ボルネオ環境保全プロジェクト」
学校に行けないインドネシアの子どもたちにスクールバスを贈り教育を受けるための活動をする「学校へ行こう!プロジェクト」
カンボジアの地雷除去地を綿畑にする「地雷原を綿畑にするプロジェクト」
働くママ・子育てママをサポートする「MAMA project」
オーガニックコットンを選択することで環境汚染、人への農薬被害の改善を目指す「orgabits」

地球を、そこで暮らす動物や人を守るのもまた人なのかもしれない。しかしそういった活動は地道なものであることが多い。

今までは捨てられていた商品タグに注目することで、今まで注目していなかった活動を知り、ほんの少しだけそれを支える。

そして、タグから「ありがとう」の気持ちを受け取る。地球を考える新しい視点のひとつとなるのではないだろうか。

しゃべるタグ
RSS情報:https://www.roomie.jp/2017/05/383555/