エマニュエル・トッドは著書『西洋の敗北』を出版。数々の刺激的、かつ正鵠を得た論点を紹介。その内の「ウクライナ戦争に関する10の驚き」、
一つ目の驚きはヨーロッパで戦争が起きたという点だ。反永久的に平和が確立したと思われていたヨーロッパ大陸、
二つ目は、敵対する大国がアメリカとロシアだったということ。これまで10年もの間、中国こそが米国によってその主な敵国として示されてきた。
三つめはウクライナの軍事的抵抗だ。
四つ目の驚きは、ロシアの経済面での抵抗力だ。
五つ目の驚きは、「ヨーロッパの主体的な意思」の崩壊だ。
六つ目の驚きは、イギリスがやかましい反ロシア派として現れ、NATOの側で余計なお世話を焼く国として台頭してきたことだ。
七つ目の驚きはこうした(英国のような)好戦主義は、不思議な形でスカンジナビアにも表れた。
八つ目こそが最大の驚きだ。それは圧倒的な軍事大国のアメリカに関する驚きだ。「
孫崎享のつぶやき
エマニュエル・トッド「ウクライナ戦争に関する10の驚き」ロシアの経済面での抵抗力、「ヨーロッパの主体的な意思」の崩壊。超大国米国は、自らの保護国ウクライナにて、砲弾等、何も確実に供給できなくなっている。西洋の思想的孤立と、自らの孤立に対する無知等
2024/12/27(金) 07:22
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日本のマスメデイア(産経、読売、朝日、毎日)の指導層はトッド氏の著書くらいにはきっちり目を通しておかねばならないと私は思うのです。が、彼らは逃げまくって避けて避けまくって頓珍漢な論説をまき散らし、政府に忖度して、忖度に終わらず、工作までして、収支尻向上にきゅうきゅうしているのです。
エマニュエル・トッドが言うように「西洋の敗北」は、事実現実であると考えられる。それは、EUの政治的混乱や、イスラエルの蛮行を傍観、支援し、ウクライナ戦争におけるロシアに対する西欧の敗北を見ればハッキリしている。
西洋の敗北、即ち世界を主導した、所謂、「自由民主主義」というメッキ、或いはウソが剥がれ落ちている。イデオロギー的にも、これから世界はもっと、価値観がフラットに、多様に、様々な文化や文明が尊重されることを期待したい。
だから、その時、日本は自らに問うべきではなかろうか?
日本とは何か?
日本は「西洋」ではないはずだ。いつまでも、西洋にかぶれ、名誉白人としての自画像に満足して、西洋とともに没落するのか?と。
だが、そんな問いは日本には皆無に見える。
>>1
おっしゃるとおりです。
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