従来の3Dプリンターは素材がプラスチックで、一度ミスしたものは再利用できないが、「ClayXYZ」はクレイ素材、つまり粘土も使える3Dプリンター。これなら再利用できるため、環境にも3Dプリンター初心者にも優しい。
使い方は簡単で、粘土をセットし、プリントアウトしたい花瓶や皿、アートなどをダウンロードし、あとはプリントアウトするだけ。完成品は24時間空気乾燥させるだけで使えるが、陶器としての使用目的なら、竃で焼き付けも可能だ。
出力する粘土は市販のものを使えるので、自分の好みに応じて素材を選べるのも嬉しい。また、すでに3Dプリンターをもっている方は、粘土を出力するノズル部分のみを購入すれば、取り付けることで使用できる。
購入はクラウドファンディングサイト・Kickstarterにて、ノズルのみなら$399(約45,000円)から購入可能(記事執筆時)。
これがあれば、料理に合わせたイメージ通りの陶器をDIYできる。今後は、洋服や家具など、すべて「プリントアウト」できる時代がくるのかもしれない。
ClayXYZ [Kickstarter]