アパレルショップで仲よく買い物を楽しむ親子……ではない。今回の取材先である手島さんのお宅でのひとコマだ。
海水浴や町歩きを楽しみに遠方から人々が訪れ、一年でいちばん賑やかな季節をむかえていたある日の葉山。大通りから小道に入ると、のんびりとした日常の空気が流れる住宅地。そこに建つ一軒家で、悠太さんと奥様の満夕さん、一歳5ヶ月の長女羽菜ちゃんの3人は暮らしている。
名前:手島悠太さん 満夕さん 羽菜ちゃん職業:デザイン関係(悠太さん)
場所:神奈川県三浦郡葉山町
面積:90㎡ 1LDK
家賃:非公開
築年数:築2年
お気に入りの場所
店舗のようなクローゼットスペース玄関を入るとショップのようなカウンターに、ズラッと並ぶ洋服や小物たち。初めておじゃました人なら、「ああ、お店をやってるんだな」と思うほど。
この家は、“半分建て売り”の形で販売されていたもので、店舗兼住宅としても使えるように設計されていた。居住用として購入したが、もともとの雰囲気が気に入り、ほぼそのまま残す形で家づくりを進めたという。
「不動産会社に見せてもらった店舗想定の完成ラフがとても素敵だったので、その雰囲気に合わせてデザインを考えていきました」(悠太さん)