ミッドセンチュリーを代表する伝説のデザイナー、チャールズ・イームズとレイ・イームズ。
そのイームズ夫妻の生前絶対に明かされなかった“夫妻”としての側面に初めてフォーカスしたドキュメンタリー『ふたりのイームズ』が5月11日より公開されます。
建築家のチャールズと画家のレイは出会い、恋に落ち、そして“イームズ・オフィス”を立ち上げます。あの有名なイームズ・チェアをはじめ、家具、おもちゃ、建築、映画と多岐にわたる作品を生み出すその過程で、二人の間で交わされた手紙や写真などのメッセージ。
© Quest Productions/Bread and Butter Films.
チャールズの孫(母親がチャールズの娘ルシアさん)イームズ・デミトリオスさん。家族やイームズオフィスにいたスタッフたちが、イームズ夫妻のエピソードを語ります。そこから少しずつ見えてくるチャールズとレイの厚い信頼、葛藤そして孤独…。
彼らが過ごしたイームズハウス(ケース・スタディ・ハウスNo.8)の温かみある空間とそこでのエピソードはすごく印象的です。そして、画家を目指していたレイが残すメモは、文字もイラストもとてもチャーミングでした。
登場する作品は代表的なものが中心なので、作品について深い知識がなくても十分に楽しめます。貴重な映像とともに、これまで見ることのなかったイームズ夫妻の素顔がのぞける作品です。
映画『ふたりのイームズ:建築家チャールズと画家レイ』
2013年5月11日(土)、渋谷アップリンク、シネマート六本木ほかにて公開
※ルーミーでは4月26日に開催される『ふたりのイームズ』の試写会に抽選で5組10名をご招待します。
4月26日(金) 18:30会場/19:00開映
会場:シネマート六本木
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