昨今のソロキャンプブームの影響で、携帯性に優れたコンパクトな焚き火台が各社から登場しています。

中でもドイツの「FlexFire」の焚き火台は、立体パズルのように組み立てる構造で、拡張性も抜群。

クラウドファウンディングサイトで話題になっているということで、さっそく実物を手に入れてキャンプ場で使ってみました。

1分で組み立てできる頑丈な焚き火台

ドイツ発の「FlexFire」というブランドを知っている人はほとんどいないはず。

というのも、目下、クラウドファウンディングサイト「machi-ya」にて絶賛支援を募集中の新鋭ブランドだからです。

FlexFire」の焚き火台は2つのサイズが展開されていますが、今回は大きめサイズの「FlexFire6」を入手しました。

収納時の大きさはご覧の通り。文庫本よりも薄く、超コンパクトなポケットサイズです。

付属する商品は、側面プレートが6枚、灰受皿、グリルプレート、安全バー2本。

ドイツ国内の厳しい基準をクリアして生産されているので、堅牢で丈夫。耐熱性能を確保するために、素材にはステンレスチタン合金を採用しています。

組み立ては側面のプレートを順番に組み立てていき、灰受皿やグリルプレートを適当な位置に挟み込んでいくだけと簡単。

日本語訳が付いた説明書も付属するので、見ながら作業をすれば1分もかからず完成します。

煙突効果でガンガン燃えます

大きめサイズの「FlexFire6」ですが、高さ17.3cm、直径20cmなので、ソロからデュオくらいでの使用が最適。

夏の夜など、「少し肌寒いから焚き火が欲しいな」というときにはファミリーにもぴったりのサイズ感です。

側面プレートの下部に空いた穴から空気を取り込み、燃焼による上昇気流によって酸素を送り込む仕組み。

これによって煙突効果を得られるので、小さいながらも薪がガンガン燃えてくれます。

ただし、キャンプ場などで売っている薪だと立てて入れざるを得ません。

ボーッとしていると燃えている途中で薪が折れて、焚き火台から落ちてしまうので、焚き火から目を離さないようにするか、斧やノコギリなどで薪を小さくしておく必要があります。

今回は真夏のキャンプで使用しましたが、薪をピラミッド型に組んで燃やしていくと、炎も大きく立ち上がり、家族でも暖を取ることができました。

灰受皿が付いているので、芝生のサイトなどで地面を焦がしてしまう心配がないのもうれしいですね。

調理ができて、メンテナンスも簡単

炭を使った調理を行う場合は、プレートの位置を変えることで熱源を調整できます。

別売りのグリルプレート(3,400円)を使えばステーキ肉を焼くことができますし、

安全バーを上部に取り付ければ、ケトルや鉄のスキレットなど重量のある調理器具を使うことも可能です。

また、熱源は薪や炭に限りません。

アルコールバーナーを中に入れて風防として使うこともできますし、トランギアのアルコールバーナーであればフィットするように設計されているので、手持ちのギアと組み合わせて使うことも可能です。

各種プレートにはヒンジや複雑な折り目がなく、完全なフラット構造。

なので、焚き火が終わった後のメンテナンスも簡単で、清潔に保つことができるのはうれしいですね。

定価が18,000円の「FlexFire6」ですが、8月27日までは20%OFFの14,450円で支援が可能。10月には手元に届くようなので、秋のキャンプシーズンに新しい焚き火台を検討されている方はこの機会をお見逃しなく!

FlexFire[machi-ya]
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