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Panasonicのトースターが、20年ぶりにフルモデルチェンジ。その実力は?
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Panasonicのトースターが、20年ぶりにフルモデルチェンジ。その実力は?

2020-12-02 21:30
    毎朝パンやトーストを食べているのに、トースターを持っていないわが家……。

    魚焼きグリルや電子レンジでも代用できるからと買わずにいたものの、毎日のことだからこそ、やっぱりおうちでもおいしいパンを食べたくなってしまうもの。

    今回、約20年ぶりにフルモデルチェンジしたPanasonicのオーブントースター「Bistro」が発売されると聞き、商品担当さんにお話を伺いに行ってきました。

    冷凍パンをおいしく食べたい!

    在宅食の充実に欠かせない、おいしいパン。

    昨今では地方の名店からお取り寄せする人も多いといいますが、そのほとんどが冷凍で届くため、冷凍パンをおいしく食べられる調理家電に期待が高まっています。

    また、人気の食パン専門店の高級食パンも2斤サイズが多く、一度に食べきれない分は早々に冷凍している人が多いよう。

    わが家でも朝食に食パンを食べるのは娘と私だけなので、2斤の高級食パンは半分をすぐにカットして冷凍しています。

    そんな冷凍パンは長持ちする一方、短時間でカリッと焼き上げるのが得意なトースターでは、中までしっかりあたたまらないことも……。

    今回Panasonicから新発売されるオーブントースター「Bistro」は、普通の食パンはもちろん、昨今の在宅需要から「冷凍パンをおいしく焼ける」点にこだわった製品作りをしたんだそう。

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    冷凍パンに強い遠近トリプルヒーターがすごい!

    そしてそのこだわりを実現したのが、上下に設置された「遠近トリプルヒーター」。

    表面をカリッと香ばしく焼き上げる遠赤外線ヒーターと、中までしっかり火を通して温める近赤外線ヒーターの2種類を3本使うことで、一般的なトースターにありがちな「表面はこんがり焼けているのに中が冷たい」失敗がないよう設計。

    普段は魚焼きグリルで焼いているわが家では、まさにその失敗が多いので、この機能だけでもう欲しくなっちゃいました!

    もちろん、ただの冷凍食パンだけでなく、難しい「厚切り」食パンや、クロワッサン、市販の冷凍ピザにも対応しているとのこと。

    こういった細やかな焼き分けは、パンの厚み、パンの温度、庫内温度、電圧などの様々な要因から、ベストな加熱時間や温度の設定を割り出す専門ソフトによるインテリジェント制御のなせる技!

    食パン以外にもピカールの冷凍クロワッサンや冷凍ピザも大好きなので、簡単においしく焼けるなんて最高だな~!

    実際に食べ比べてみたら、驚きの違いが!

    つづいて、同じ厚さ、同じメーカーの冷凍厚切り食パンを、「Bistro」と従来品で焼いたもので食べ比べ。見た目からして、焼き色が均一な方とムラがある方とで違いがわかりますね……。

    冷めないうちにまずは一口……。

    「!!」

    一口目を食べたときの「サクッ」という音からして違う!

    どちらもサクッとこんがり焼けているのですが、ピンクは音が高く、赤は低い音がします。

    ピンクのトーストは中までしっかり温まっていてクラム(白いふわふわの部分)がしっとりもっちり。クラスト(みみの部分)までサクサクで、とても冷凍パンとは思えない極上のトーストです。

    赤は中がうっすら温かい程度。クラムは若干“もそっ”としていて、飲み物が欲しくなる感じです。

    正直、こんなに違うとは思いませんでした!

    厚切りトーストがおいしく焼けるため、高級「生」食パン専門店「乃が美」推奨なのも納得です。

    忙しい朝に嬉しいアレンジトースト機能が超便利

    忙しい朝にもちゃんと栄養を摂りたいので、パンの上にハムやチーズを乗せたアレンジトーストを作ることも多いのですが、どうしても具の下が温まらなかったり、具が生だったり焦げてしまったり……。焼き加減をチェックするために目が離せません。

    特に目玉焼きを乗せたトーストなんかは、卵が生焼けになってしまうのでフライパンで別に目玉焼きを焼いて乗せたりと面倒な工程が……。

    一方「Bistro」には「アレンジトースト」対応のプログラムも搭載されており、遠赤外線ヒーターをオンオフしながら表面が焦げないように調節しつつ、近赤外線で具材とパンの内部をしっかり加熱するような仕組みに。

    見て下さい、このアボカドトーストを!

    アボカドと生卵を乗せて焼いているのに、アボカドが焦げない、かつ卵にしっかり火が通っているんです! すごい!

    平日はなかなか食べられなかったラピュタパンも、これ一台でフライパンを汚さず、食パンに乗せて一緒に焼くだけでこんなにうまく仕上がるなんて……。これなら毎朝でも食べられそう!

    じっくり焼きいもやオーブン調理も

    「Bistro」には「オートメニュー」が15種類搭載されていて、今までご紹介した冷凍パントーストやアレンジトーストなどのコースだけでなく、おいしく焼きいもが作れるコースも。

    オーブントースターの名前通り、120~260℃の10℃刻みで温度設定ができるので、焼き芋のような低音でじっくり加熱するコースや、マフィンやグラタンなどのオーブン調理ができるコースがあるのも魅力です。

    グラタンのムラのない焼き色に、惚れぼれしますね!

    しかも庫内がオーブンレンジより狭いため余熱時間が少なく、時短にもなります。

    厚みがあって気泡が多いトースター泣かせのフランスパンも、クラストはバリっと香ばしく、クラムはもっちり焼き上げてくれるんです。

    ナッツやドライフルーツたっぷりの具入りハードパンも、焦げないように中までしっかり温めてくれるのも嬉しい~!

    わが家では冷凍クロワッサンをオーブンで調理しているのですが、オーブンの予熱と焼き時間で30分ほどかかっているところ、「Bistro」なら予熱時間含め10分程度で焼きあがるそう!

    朝の20分は普段の何倍も価値があるから、これは助かる!

    スッキリとしたデザインとお手入れのしやすさも魅力的

    20年ぶりのフルモデルチェンジなだけあって、本体もモダンでスッキリしたシンプルなデザイン。これならキッチンやインテリアの邪魔をしません。

    トースターでは珍しいフルドット液晶とクリックダイヤルを搭載し、簡単で操作しやすいので、お年寄りやお子さんでも簡単に使い方を覚えられそうです。

    トースターのお手入れで気になるパンくずなどのお掃除は底面のトレーを引き出して捨てられ、庫内の金網も取り外せるのでメンテナンスも簡単です。

    市場想定価格は25,000円(税抜)前後で、発売は2021年2月1日を予定しているとのこと。

    トースターの買換えや新規購入をご検討の方は、ぜひご検討してみてくださいね。

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