そこでより大型の棚を探してみたのですが、自分の好きな「無骨で耐荷重の大きい棚」は、安くても50,000円くらいのお値段でちょっと悩むなーと。
価格もさることながら、空いたスペースにピッタリハマるサイズもなかなか見つからず、もう思い切って自作することにしました。
ライターによる設計図
迷った結果、主な材料は「L字アングル」に決定。誰もが見たことあるコレで、低コストかつ立派な棚がつくれますよ(製作費約25,000円程度也)。
ガレージテイストの棚を作ろう
さて、理想の棚を作るにあたって、
・ただのスチールラックだとなんだかのっぺりとして雰囲気がでない・木の棚だと、大型のものは柱も太くてずんぐりした印象になる
上記2点は回避したいと考えました。
その結果、今回作ることにしたのは、「アメリカのガレージにあるようなL字アングルと合板の棚」です。この棚のメリットとして、
・L字アングルはネジ穴が等間隔に切られているため、棚板の調整がしやすい・棚受けもL字アングルで作ることによって、ぐらぐらしない抜群の安定性
・棚板が合板だと安く済んで最高
・釘、木ネジを使わないため、すべてバラすことも可能
ってなことが挙げられます。デメリットは柱も棚受けも鉄なのですこし重いってところくらいでしょうか。
フルスチールで作ると無骨すぎますし、木だけで作るとサイズが大きくなり圧迫感も出やすくなるのですが、木材に比べて細めの鉄柱と薄い棚板を組み合わせることで、鉄と木のいいとこ取りができるんですよね。
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素材選びのポイント
今回は素材の余りを出したくなかったので、ピッタリ材料を使い切るために計算してパーツを用意しました(もったいない&捨てるのが面倒)。
L字アングルの幅は25mm,30mm,40mmがホームセンターで買える主流ですが、太い方がやはりアメリカンな雰囲気が出ると思っているので40mmにしています。
今回、(約)高さ1900×奥行450×横幅900mmの4段の棚を作るために、ホームセンターで揃えた材料はこんな感じ。
L字アングル 1800×40×40mm:10本 約15,000円
M10ボルト、ワッシャ、ナット:それぞれ40個ずつ 約2000円
OSB合板 1820×910×12mm:1枚 約1500円
L字アングル用キャスター ロック付き2個 ロック無し2個:約4,500円
L字アングルはネットでも買えますが、どうしても送料が高くなってきます。
また、自分の求めるサイズにカットする手間を考えると、ホームセンターで購入とカットしてもらった方が最終的にはもろもろ安上がりだと思いますね。
面倒くさがりなので棚板は塗装しなくても雰囲気がでるOSB合板にしました。今回は移動させたいのでキャスターをつけていますが、不要なら20,000円を切ることも可能ですよ。
カットサイズはこちら
左から
L字アングル 1800mm 4本
L字アングル 900mm 8本
L字アングル 450mm 8本
OSB合板:910×455×12mm 4枚
L字アングルには10cmごとに切れ込みが入っており、切れ込みに合わせて切断すると狙った長さになります。
カット工賃を節約したい場合は工具をレンタルしてくれる店舗もあるので、最寄りのホームセンターで確認してみてください。
OSB合板は細かく長さを書いていますが、要は縦半分、横半分にしてもらってください。正確にはカットする際の刃の幅(3mm程度)がなくなりますが、問題ありません。
ここまで用意できれば8割完成したも同然。あとは組み立てるだけ!
一度に多くを説明すると見てくれる人も大変かもしれないので、組み立ての手順は来週の同じ時間(9月20日15時)に更新します。
どんな出来上がりになるのかを、ぜひチェックしに来てくださいね。
L型アングル40型(40mm角) 1800mm[モノタロウ]