手挽きのゴリゴリ感が好きだったのですが、浅煎りの豆を挽こうとすると固すぎてそうも言ってられなく……。
今年6月、ついに電動ミルデビューを果たしたのです。
ノルウェー発の電動ミル
コーヒー好きな知人からオススメしてもらって購入したのが、「Wilfa Svart Nymalt」。
ノルウェーのブランド・Wilfa(ウィルファ)の電動ミルで、取得が困難とされているECBE(ノルウェーコーヒー協会)認定製品に選ばれている製品です。デザイン性と機能性の高さは折り紙付き。
家庭用ミルにしては値段が高価ですが、カフェで使用されることも多いみたいですね。ガチガチな業務用ではないけれど、半業務用……的なイメージでしょうか。
主に使うのは、挽くときに押すGRINDボタンと、タイマー。作りが至ってシンプルなので、直感的に扱えます。
自動停止機能がついているので、豆を挽いている間にお湯を沸かしたり、朝ごはんの準備をしたり……といった“ながら作業”ができることも魅力のひとつ。
また、高性能なステンレスによるコ二カル刃が採用されているため、均一な大きさで多角的に豆を挽くことができます。サビにくく丈夫なところも◎です。
ウィルファ グラインダー [WSCG-2] wilfa SVART Nymalt コーヒーミル
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17段階に挽き目の調整可能
少し粗挽きの方が好みなので、ひと目盛りだけずらしています
抽出方法は、スティーピング・フレンチプレス・フィルター・エアロプレス・エスプレッソから選べます。
目盛りをちょっとずつずらせば挽き目を変えられ、17段階もの微調整も可能です。
もうちょっと粗挽きがいいな〜とか、細挽きがいいな〜とか。淹れるたびに味の好みを探していけるのも楽しいポイント。
フィルター用1人前(約12g前後)であれば、約10秒で挽けます
豆カップのフタを外し、中に豆を入れます。
タイマーを設定しないとスイッチがONにならないので、今回は10秒に設定してスイッチON!
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挽き目の均一さ
一瞬で挽き終わりました。手挽きでは考えられないスピード……!
粉受けを洗った直後ではなかったので周りに粉が若干残っていますが、豆自体はかなり均等な挽き目に仕上がりました。
粉受けの形も、ちょっと便利でお気に入り。粉を移しやすいんですよね。
トントンと叩きながら移してあげることで、粉受けに残った粉もある程度は落とすことができます。
長く使う中で油分の付着が気になったとしても、このカップ自体は水洗いできるので、汚れてしまったらすぐ洗っちゃいましょう。
お手入れ簡単
※ケガをする恐れがあるので、電源コードは抜いた状態で手入れを行いましょう
挽き目が均一なことや、17段階に微調整できること。
この電動ミルが素敵な点は、それだけじゃありません。お手入れだって楽ちんなんです。
まず、手入れを行うときは豆カップを「OFF」まで回してから外します。
外側のディスク刃を取り出すことができるので、
こんな感じで取り出します。
中の作りもシンプルので、「あれ、どうやって戻すんだっけ?」とならないところも◎。
そしたら各パーツを乾いた布で拭いたり、使わない歯ブラシで粉を落としてあげればOK。
粉受けカップは水洗いOKですが、この辺りのパーツは直接グラインドに影響するものなので、水洗いしないように注意してくださいね。
大体3分ほどあればお手入れできちゃいますよ。ずいぶんキレイになりました〜!
簡単に掃除できるので、今では2〜3日に1回はメンテナンスを行っています。手入れのハードルが低いと、こまめに掃除しても負担は少なめ。
残念なところ:跡が残る
本体の見た目や、機能性には満足しています。
唯一気になるのは、外側のステンレス部分に触れたり水がかかったりすると跡が残ってしまうこと。ちょっと放置していたら、中々消えなくなってしまいました……。
スタイリッシュな見た目が気に入ってる部分でもあったので、もうちょっと跡が残らない作りだったら嬉しかったかなぁ。
また、音がかなり大きいので、早朝や深夜には使いづらさを感じます。見方を変えたら、目覚ましにはちょうどいいとも言えるかもしれませんが(笑)。
電動ミルデビューして正解だった
ずっと手挽き派だった僕でしたが、今では毎日電動ミルを使っています。
仕事の合間や時間がない朝でも毎日おいしいコーヒーを淹れられるようになったことで、朝の幸福度がちょっぴり上がりました。
もちろんコーヒーの味も変わりました。雑味はかなり減ったし、豆を変えることによっての味の違いが色濃く出るようになったといいますか。均一に挽かれた豆にお湯を注ぐと、膨らみ方も滑らかで、見ていても楽しい(豆の鮮度や、お湯の注ぎ方にもよりますが)。
ちなみに、現在は「Wilfa Svart Nymalt」のアップデート版である「Wilfa Svart Aroma」も販売されています。
色はブラック1色展開。見た目がほぼ同じなので、買う前はただの色違いかと思っていたのですが、どうやら挽き目の均一性や静音性がさらに向上したモデルになっているとのこと。
新モデルはAmazon・楽天でもなかなか在庫がない(※2021年9月12日現在)みたいなので、早めに欲しい方は僕が今回紹介したタイプを購入するのもアリだと思います!
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